【訃報】プリンス(PRINCE)が57歳の若さで急死…名曲・名盤と共に追悼の意を捧げる

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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プリンス(PRINCE)が57歳で急死

 
2016年4月21日に急死した、殿下ことプリンス(PRINCE)
 

 
死因は今のところ不明。亡くなる前の週にインフルエンザで緊急搬送されていたそうで、その体調不慮の影響で、公演をキャンセルしていたとのこと。チケットを持っていたファンは、悔やみきれないだろう…
 
今年1月10日に急死した、デヴィット・ボウイ(David Bowie)に続く、超大物ミュージシャンの訃報
 
彼がいかに凄いミュージシャンだったかは言うまでもないが、その中でも「名盤」と名高いアルバムを振り返りつつ、プリンス追悼の意を捧げたいと思う。
 

The Very Best of Prince
 

2ndアルバム『Prince』1979年

 

Prince
 
前年(1978年)にリリースしたデビュー作『For You』の163位からから一気に飛躍し、22位までランキングを伸ばした、いわば殿下のブレイク作。
 
シック(CHIC)やドナ・サマー(Donna Summer)など、ディスコサウンドが大フィーバーを巻き起こしていた当時、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の「今夜はドント・ストップ」が全米No,1を獲得していた中で、殿下はあくまで自分のスタイルを貫き、ミネアポリスファンクやねっとり甘いメロウチューンを唸らせる。
 

 
自身の代表曲であり、ブレイク・ソングともいえる「I Wanna Be Your Lover」が秀逸。その他にも、「Sexy Dancer」や「Bambi」など、斬新なナンバーが目白押し。このアルバムを知らずして、プリンスの音楽は語れない。
 

4thアルバム『Controversy』1981年

 

Controversy
プリンスの代表作にして80年代の名盤。「捨て曲ナシ」と断言できる、完璧すぎる8曲で構成されている。
 

 
「Let’s Work」や「Sexuality」などのファンクチューンもすばらしいが、性愛の参加「Do Me Baby」が本作の目玉といえるだろう。
 
静と動のバランスも絶妙で、ブレイク前夜の「神がかっていた時期」だったことが伺える名曲ばかり。この「VOGUE」のようなジャケット写真も、グっとくる。
 

6thアルバム『Purple Rain』1984年

 

パープル・レイン
 
全世界に「プリンス」の名前を浸透させた、自身最大のヒット作。
 

 
全9曲、どれも「目玉」といえるクオリティだが、最大のヒットとなった「When Doves Cry」よりも、タイトル曲や、この「The Beautiful Ones」といったメロウに軍配が上がる。
 

 
ちなみに、映画の方は賛否両論…
 

9th『Sign o’ the Times』1987年

 

Sign O the Times
 
1982年リリースの『1999』以来、5年振りの2枚組み。全16曲と大ボリュームながら、かき集め感がまったく無いのが凄い。
 
前年には、駄作(ではないが)と評価された『Parade
翌年には早送りできない問題作『Lovesexy』がリリースされたが、どちらもプリンスファンの間では、名盤として受け継がれている。
 

 
殿下の門下生(?)であるシーラEや、「Feel For You」のカバーでもお馴染みのプリンス・ファミリー、チャカ・カーンなどがカバーした、タイトル曲が人気。R&Bシーンにも強い影響を与えたアルバムだ。
 

16thアルバム『The Black Album』1994年

 

The Black Album
 
本来は『Lovesexy』の前、1987年にリリースされる予定だったが、本人の意向、もしくはレーベル側の諸問題によりお蔵入りに。
 
6年の月日を経てようやくリリースされたが、「あの頃作った作品を今更ながらに出してみよう」ということが凶と出たか(?)、やや時代遅れな音づくりも否めない。
 

 
しかし、リリース当初はそう感じたものの、流行云々を取っ払えば、スライやジミヘン、ファンカデリックのようなファンクの完成度が高いということは、言うまでもない。
 
本作には、90年代を意識したヒップホップ調の「Dead On It」もあったが、それならヒップホップに特化したアルバムにすれば、ヒットが見込まれたかもしれない。
 

23thアルバム『Rave Un2 the Joy Fantastic』1999年

 

Rave Un2 the Joy Fantastic
 
レーベルとの諸問題や、時代の流れなど、殿下が頭を抱えていたことが払拭された復帰作。
 
80年代全盛期の音が蘇ってきたようなアルバムで、ロック色は強いが、ブラックミュージック・リスナーも納得できる仕上がりになっている。
 

 
ラッパーのイヴや、グウェン・ステファニーといったゲスト陣も豪華で、シェリル・クロウのカバーも披露する等「時代を受け入れた」姿勢が伺える。
 
ラリー・グラハムやメイシオ・パーカーといった、70年代ファンクのレジェンドたちによる名演が聴けるのも、本作の聴きどころ。
 

28thアルバム『Musicology』2004年

 

Musicology
 
2000年代からは力み過ぎず、余裕をみせはじめたプリンス。初のインスト・アルバム『News』なども注目されたが、これらの作品を経て「完璧な形」でリリースされたのが、本作『Musicology』。
 

 
70年代風のファンキーなナンバーが揃いも揃い、冒頭のタイトル曲でだけで「名盤」と太鼓判を押せるクオリティの高さ。12曲すべてが完成度高く、代表作に相応しいアルバムとなった。
 

34thアルバム『Lotusflower』2009年

 

Lotusflow3r/Mplsound/Elixir
 
ジャケット写真だけで「これはタダごとではなさそうだ」と思った方も多いのでは?
 
アートそのまま、怪しさやエロティックな要素満載で、艶っぽさやとゴージャス感を殿下流のファンクで表現したアルバム。
 

 
特に「Boom」~「Crimson And Clover」に流れは最高で、その他にも「Love Like Jazz」などアダルト嗜好なナンバーが並ぶ。
 

39thアルバム『Hitnrun Phase Two』2005年

 

Hitnrun Phase Two
 
オリジナル・アルバムとしては最後の作品となってしまった本作。パッケージは4月29日(国内版は5月27日)に発売される。
 
前作の『Hitnrun Phase One』の続編だが、内容はまったく異なり、生音重視の「プリンス流ファンク」が存分に堪能できる内容に仕上がっている。
 
昨年リリースされた「Baltimore」や「Groovy Potential」など、さらにファンクっぽい要素を増したアレンジで、繊細な音作りには感服するしかない。
 
ファンク・チューンでは「Big City」が、メロウでは「Revelation」が秀逸。
 

 
まさに「有終の美」といえるようなアルバムだ。
 
 
40枚近くある作品のなかで、どれを厳選していいのか迷ったが、評価は人それぞれ。アーティストの場合は「聴くこと」こそが追悼となる。
 

 
まったく関心がなかった方にも、これを期に、プリンスの音楽を知っていただきたい。
 
R.I.P. Prince
 

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