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「愉快犯」では済まされない。
カリタス学園周辺に殺害予告
29日(水)、ネットの掲示板に目を疑うような書き込みがされた。
ネットに「10人以上めった刺し」 警察が周辺で警戒
インターネットの掲示板に、カリタス学園の周辺で子どもらに危害を加えるという趣旨の書き込みが見つかり、警察が警戒している。https://t.co/WA5Qnwapvd#FNN pic.twitter.com/mbJludeVNp
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) 2019年5月29日
出典:@FNN_News
時刻は、前日に無差別死傷事件が起きたとされる午前7時台。内容は以下の通り。
出典:ANNnewsCH
事件を受けて、生徒や保護者、周辺住民の不安は広がるばかり。学校周辺には警察が配置されたり、保護者が付き添って登校するなど、警戒が促されているわけだが…
その最中の、この悪質極まりない書き込み。
学校関係者、保護者の方々、そして子供たちの不安を煽るような行為が、許されるはずもなく。警察は書き込んだ人物の特定を進め、おそらく近日中には逮捕してくれるだろう。
おそらくは…
ただの愉快犯か?
この報道を受け、ネットには「何の目的で書き込んだのか?」、「タチが悪すぎる」など、多くのコメントが寄せられている。
「出たか、便乗するゴミ愉快犯」
「逮捕、起訴されて後悔してろ…」
「どんな神経してんだ…これが面白いとでも?」
出典:ツイッターより
まったくもって彼らの言うとおりであり、「ただの愉快犯では済まされない」悪質極まりない書き込みだ。
30日(木)18時現在、未だ書き込んだ者は特定されていないが、子供たちが安心して通学できるよう、一刻も早い投稿者の確保が望まれる。
炎上弁護士 なぜ僕が100万回の殺害予告を受けることになったのか
多くの視聴者が抱く疑問
あれだけの悲惨な事件を受けても…
こういうことしちゃう心理って?
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いったい、どういうものなのか。どうなっているのか?
と、いうこと…
「社会なのか、人間自体が狂ってるのか」
「この事件を笑い話にできる人の神経って…」
「こんな空気の読めない奴がいるんだね」
出典:ツイッターより
投稿者には、「どうせ無職のクソガキか中年のおっさんだろう」といった予想や、「殺人未遂で逮捕していいと思う」など、重い罰則を与えるべき…との書き込みもされている。
近日中に身柄が確保されるのか。はたまた、このまま逃げ切るのか。被害者の方たち、生徒、学校関係者、周辺住民のことを思うと、この事件についても「一刻も早く解決してほしい」と念押ししたいところだが、昨日の書き込みで今日、とはなかなかいかないのが現状だ。
とはいえ…
逮捕者出てるのに…バカなの?
殺害予告 スクエニにメール「職員よ 明日●してやる 首洗っとけよ」 25歳介護職員逮捕 理由は「20万円以上使ったがアイテムが入手できなかった」から・・・ https://t.co/5tkbokbV5e.
— ツイッター速報 (@tsuisoku) 2019年4月2日
出典:@tsuisoku
数か月の時間は要したものの、殺害予告をしたネット犯は大概、逮捕されている。
芸能界でも、アイドルのツイッターやタレントのブログに同様の書き込みをしたファン、もしくはアンチが逮捕されている事例が、多数見受けられる。ネットに精通している人物であれば、「自分がやった場合、どうなるか」ということも予測できているはず。
にも、かかわらず?
「それも覚悟の上で」どうしても書き込みたかったのだろうか…
出典:フェルミ研究所
まさに、バカッターの連鎖と同じ。いや、褒められたものでは当然ないが、この投稿と比べれば、バカッターのくだらない動画なんて、ある意味笑い話で済まされる範囲。今回の投稿は、とても笑い話にはできない…
これが愉快犯による「承認欲求」だとすれば、それはそれで問題で、「模倣犯」に火をつけてしまったのだとすれば、また取り返しのつかない事件を起こしてしまう可能性も、ないとはいえない。
「犯人捕まった?」、「書き込みしたの誰だよ」という投稿も見受けられるが…
責め立てるのではなく「解決策」を
「死にたいなら1人で死ぬべき」論争が拡大 「正論」VS「非難控えるべき」著名人も参戦#立川志らく #藤田孝典 https://t.co/50NrRLugbH
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2019年5月30日
size=1>出典:@jcast_news
事件を受けて、「死にたいなら1人で死ぬべき」との論争が巻き起こっているワケだが、何人かの専門家、コメンテーターたちが、こういった見解を述べていた。
これは、事件に刺激されて同様の騒動を起こそうとする模倣犯、それから悪質なイタズラをする愉快犯にもいえること。彼らがどうして「そんなことをしたい」と思うようになってしまったのか。その「闇」を説いてあげなければ、こういった事件は続いていくだけだ、と…
「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件 (Psycho Critique)
しかしながら、同様の事件が起きた後、同じような話し合いを設けたところで、また数年後、同じような事件が起きてしまう。すべての人間の抱える闇を救い、事件化しないようにするというのは、おそらく不可能。
ネットが普及したことで、引きこもる人、事件を起こすケースも増えている。
便利で平和な世の中になった反面、また別の問題点が増えたことも否めない…
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