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「誰もお前の動画を楽しみにしていない」…
猫虐待のユーチューバーが書類送検
猫を虐待 動画投稿 41歳の男 警察が捜査
YouTubeに投稿されたこの動画が今、警察の捜査対象となっている。
動画を撮影し、投稿したのは岐阜市に住む41歳の無職の男。https://t.co/Y8iu0yNx1p#FNN pic.twitter.com/CWFTq5GAWw— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) 2019年4月24日
出典:@FNN_News
飼い猫に対し、虐待のような行為を繰り返した男が近く、書類送検されるらしい。
猫の首をつかんで後方へ投げつけるこの男。その回数はゆうに10回を超え、手で掴むだけでなく、歯で噛みちぎるような素振りをみせたり、「溶鉱炉に突っ込むよ」、「風前の灯火」などの暴言、「これから僕はこの主人に殺されま~す、イエーイ」と猫をつかって遊んだりするなど、その内容は酷いものだ。
その動画に衝撃を受けた視聴者たちがネットに拡散させると、警察には50件以上の通報があったという。よって現在、動物愛護法違反の疑いで事情を聞くというところまで、追い詰めたワケだ。
容疑についてはおおよそ認めているようで、この動画を投稿した理由については「視聴者を楽しませるため」としている。これが、冒頭の「誰もお前の動画を楽しみにしていない」という批判に繋がった…
猫が幸せならばそれでいい: 猫好き獣医さんが猫目線で考えた「愛猫バイブル」
問題の動画がネットで拡散中
出典:FNN.jpプライムオンライン
報道では、当然こうしてモザイク処理がされているわけだが…
動画がありました!
本当に最低な人間としか言い様がありません!
動物を虐待している観念がない人は本当に恐ろしいですね#猫虐待 pic.twitter.com/3WUSlkfHtP— HASS (@tomo1217rr) 2019年4月23日
出典:@tomo1217rr
ツイッターやYouTubeには、元動画が拡散中。本人が削除をしたところで、一度アップしてしまった動画を食い止めることは不可能だ。
「エグい」とまではいかないが、猫をはじめとした動物愛好家の方、猫を飼っている方などからは、「精神的ダメージがきつかった…」、「その後の猫ちゃんたちが心配です」など、悲痛な叫びが投稿されている。たしかにこれは、結構キツい…
出典:つっこみチャンネル
書類送検になったという報道を受け、猫を心配する人たちからは「拡散、通報のご協力ありがとうございました」、「皆さんの通報により無事書類送検」、「SNSの拡散力は凄いね!」など、安堵の声が広がっているが…
「書類送検?逮捕か罰金刑にして!」
「こんなヤツこの世から消えてくれ」
「こいつほんまきもい。殺意芽生えたわ」
出典:ツイッターより
ネット民は、待ってましたとばかりにフルボッコ。自身が猫にした虐待…とまではいかないが、精神的には大きなダメージとなりそうな投稿が相次いでいる。
眼鏡・キモデブ・無職とかww
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動画の投稿者は、岐阜県岐阜市に住む41歳の無職の男。
山下喜洋 猫虐待 拡散希望: https://t.co/WdIdCm2STT
— burakkunaito (@ZW9HFZRksZ4m8zB) 2019年3月30日
出典:@ZW9HFZRksZ4m8zB
ツイッターには、本人の実名も明記したうえで「拡散希望」と投稿されている。これが、ネット(SNS)の恐ろしさだ…と、いいたいところではあるが。今回の一件については、本人が動画なのか、ツイッターかで公表しているようなので、自業自得とえいばそれまで…
報道では「無職」とされていて、「眼鏡・キモデブ・無職とかw」、「41歳でこのステータスはやばい」、「頭悪い動画をあげる典型」、「生活保護なんて受けてるんじゃないよね?」など失笑も飛び交っているが、どうやらニコ生動画にも配信しているようで、無職といえど、広告収入などである程度賄っているのかもしれない。
YouTube裏技 俺が68億PV手に入れたある方法
興味本位に視聴すればするほど、彼の生活は潤っていく…
と思うと、複雑な心境ではる。
さて、この騒動において最も重要な問題といえば、「猫のその後について」だが…
猫の無事をツイッターで報告
本人、謝罪もしてはいるようで…
みなさんご心配の猫たちはこうして僕と一緒に生活しています。
一年前の件に関して僕の過ちにより、猫に怖い思いをさせ、猫を愛する皆さんに不快な思いと心配をかけさせてしまったことをお詫びいたします。猫を不幸にするような行為は二度としないとお約束します。
大変申し訳ありませんでした。山下。 pic.twitter.com/OiXNei7skU— 石ころ (@stone3776) 2019年4月22日
出典:@stone3776
「おふざけ」的な感じではなく、深く反省した様子も見方によってはできなくもない。猫もひとまず無事のようだし、とりあえずは…という展開を望んでいたのかもしれないが。
世間の反応は思ったよりも厳しく、一度そそうをしてしまっては、謝ったところであとの祭り…
上記のようなコメントは増加の一方をたどる…
@YB7vO78Xt20lR6Z
こんにちわ、山下と申します。自分の動画が随分と拡散されているようなので、釈明のためにご連絡しました。
子猫を叩いてしまったのは事実ですが、それは私の生放送上での一部を切り取ったものであり、普段は2匹の猫と仲良く生活しております。— 石ころ (@stone3776) 2019年4月21日
出典:@stone3776
予想を上回る大炎上に、ツイッターで必死に釈明してはいるが、すればするほどコメント欄は荒れるばかり。むしろ、それを楽しんでいるのだろうか?もしくは、「マジでやばいことになった」と青ざめているのか。
後者だとすれば、言えることはただひとつ…
なんで動画に投稿しちゃうかな~
日常的に猫への虐待がないのであれば、最大の疑問はそこにある…
この動画をアップした真意に、視聴回数を稼ぐ=広告収入を得る、という理由もあるとは思われるが、本人が「視聴者をたのしませるため」と供述しているように、主な目的は「注目度を高める」ことだろう。
出典:FBB 2015
昨今では、収入のためというより「より大勢の注目を集めたい」という理由で、到底理解できない動画を投稿する、いわゆる「バカッター」が増殖している。そして、「逮捕」や「書類送検」などのネットニュースで有名人になる、というオチがまっている…
結果、悪評とバッシングが飛び交い、個人情報も事細かく暴露されてしまう。中には「高額な損害賠償」を請求されたケースもみられた。そういった末路を、これまで他のユーチューバーが示してきたというのに…
くら寿司、「悪ふざけ動画」の店員に賠償請求を検討…親にも法的責任が及ぶのか?https://t.co/7qw3xyzszw
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) 2019年2月13日
出典:@bengo4topics
学習能力がないというか、愚かというか。ネット時代の自己顕示欲とはおそろしいものだと、実感させられる。
気の毒なのは、まじめにコツコツ、常識の範囲内で面白い動画を試行錯誤アップしている方たちだ。こんな注目度の高い動画をあげられては商売あがったりだろうし、「YouTuber=アホ」という自身等のイメージ悪化にも繋がってしまう。
乱立するネットビジネスの末路やいかに…
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荒んだニュースの後は、癒し動画をどうぞ!