【オリコン平成ランキング】2位のAKB48は「違うだろ」流行の変化を振り返る

【オリコン平成ランキング】2位のAKB48は「違うだろ」流行の変化を振り返る

 

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「結果」の受け取り方は人それぞれ…
 

平成No.1売上アーティストはB’z

 


出典:@excite_music

オリコンが発表した「平成30年ランキング アーティスト別セールス」で、B’zがトップに輝いた。
 
総売上は8262.4万枚で、そのうちシングルの売上が3596.9万枚、アルバムは4665.5万枚。ミレニアム以降に生まれた若層には、ピンとこないかもしれないが、90年代には小学生以上だった方たちは「そりゃ、そうだろう」と納得させられる結果に。
 

出典:Bz

 
彼らが絶頂期の頃に思春期だった、アラフォー以降の世代が予想する「2位」は、おそらくMr.Childrenではないだろうか。90年代前期はB’z、後期はミスチルというほど、彼らの活躍は目覚ましかった。
 
しかしこれが、意外な結果に…
 

2位が「AKB48」ってどういうこと?

 
これには、異論を唱える読者が多数…
 

「2位だけ、おかしいな」
「握手会系の売り方は除外して」
「2位はミスチルです。早く訂正して」
「接触は抜かしたランキングを」
出典:Yahooニュースより

 
NGT48事件の余波もあり、タイミングも絶好に悪かった。握手券効果で売上を伸ばしたのを「実売」とするのは違う。そう受け取る方がいるのも、また事実…
 

出典:Yahooニュースより

 
もちろん、彼女らの作品にも「平成を代表する曲」はあるわけで。すべてのパッケージセールスを否定することもできないのだが…
 
たとえば、1996年の年間1位を記録したミスチルの「名もなき詩」は、ほとんどの人が口ずさめても、昨年のオリコン年間1位に輝いた、AKB48の「Techer Techer」を、どれだけの人が認知しているのか?
 

出典:AKB48

 
ということからも、「2位だけおかしい」という意見は、あながち「ただのバッシング」とはいえない。
 
そもそも…
 

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オリコンの集計自体どうなんだ?

 
という声も、ちらほら…
 
ここで発表された「オリコン平成ランキング」の集計方法は、全て「CDのパッケージセールス」によるもの。つまり、ダウンロード数や動画の再生回数などは、カウントされていないことになる。
 

出典:米津玄師

 
それらを集計方法に取り入れたビルボード・ジャパン・チャートでは、米津玄師の「LEMON」が2018年の年間1位を獲得した。ダウンロードはしていなくとも、サビ部分を「聴いたことはある」いう方がほとんどだろう。
 

出典:avex

 
続いて2位には、DA PUMPの「U.S.A」がランクイン。口ずさめるという意味では、「LEMON」をも上回る大ヒット曲。以下、3位に欅坂46の「ガラスを割れ!」、4位にDAOKOと米津玄師のコラボ曲「打上花火」、5位には星野源の「ドラえもん」が続いた。
 

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「ダウンロード」なんて言葉すら浸透していない90年代は当然だが、着メロ~ダウンロード、動画視聴などの配信サービスが主流になった2000年代中期以降、これらの数字を取り入れないランキングが、「総合チャート」として認識されて良いものか…
 
と、いう疑問にたどり着く。
 

目まぐるしく変化した平成の音楽

 
「音楽の聴き方」のみならず、売れるアーティストの傾向やジャンルなど、この30年間で目まぐるしく変化した、平成の音楽シーン。
 

SINGLES 1987-1992
 
平成元年の1989年には、年間1位2位を女性ポップバンド=プリンセスプリンセスが制覇し、バンドブームが到来。それが過ぎ去ると、ZARDや大黒摩季などのビーイング・アーティストがヒットを連発する。
 

出典:avex

 
そして、90年代中盤には「小室ファミリー」が一世を風靡。
 
同時期には、GLAYやラルクアンシエルなどのビジュアル系バンドもチャートを賑わし、ミレニアム直前には宇多田ヒカルやMISIAなどのR&B系アーティストが登場。ドラゴンアッシュのブレイク以降、J-ヒップホップもようやく世間に認知されはじめる。
 

出典:ayu

 
2000年代前期は、アーティスト別セールス4位の浜崎あゆみがカリスマ的存在として君臨し、ブームが去ると、エイベックスからはEXILEが人気絶頂に。後期にはそのAKB48が「総選挙」で世間を賑わせ、東方神起や少女時代などが「第一次・K-POPブーム」を巻き起こす。
 

出典:avex

 
2010年代になるとアイドルブームが本格化し、次々と「グループ」によるアイドルたちが出ては消え、を繰り返す。往年のアーティストもベスト盤やセルフカバー頼りになり、世間では「日本の音楽界は終わった」などと批評されはじめるが…
 

出典:ONE OK ROCK

 
新元号の「令和」になる2019年現在は、前述の米津玄師やあいみょんなどの実力派シンガーソングライターが頭角を現し、ワンオクロックやRADWIMPSなどの実力派バンドも再び人気を巻き返している。BTSやエクソなどが「第二次K-POPブーム」を到来させ、アイドル人気も横ばい。ひとつの流行を追うよりは、個々それぞれが好きな音楽をたのしむ時代になった。
 
元号が変わったから、流行も大きく変化するというわけではないが、こうして区切り毎に流行を振り返ってみると、平成の音楽シーンは目まぐるしく変化していったのだど、実感させられる。
 

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