まず、はじめに…
スポンサーリンク
ドラマのみならず、映画、音楽、絵画なんて、それぞれの趣味嗜好で良し悪しが決まる。「おもしろい」か、「つまらない」か。それはそう感じたあなたの個人的な好みで、「そう思わなければいけない」なんてことはない!
「学校で会社で、みんなが盛り上がっているから、私もつい…」
おいおい。
『ぎぼむす』ってつまんないですよね?
そう言える勇気も大事!いや、輪を乱すような行為はあえてしなくてもいい、かもしれない…
心の中で呟こう。
「こんなクソドラマでよく盛り上がれるよね」って…
面白いと感じた視聴者からすれば、「じゃあどこがつまんないか言ってみろよ!」といったところだろう。彼らは、『ぎぼむす』がマジで面白いと思っているのだから。
出典:TBS公式 YouTuboo YouTubeより
今さらだが、『ぎぼむす』とは、TBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』の略称。この略称も、同時間帯で大ヒットした『にげはじ(逃げるは恥だが役に立つ)』の続編、というか二番煎じ?みたいで超サムい…
逃げるは恥だが役に立つ Blu-ray BOX
話を戻して。
『ぎぼむす』のつまらない理由について
だが。
冷静に観ると「ありえないことだらけの連続」で、現実味なさすぎ…
余命わずかな男のもとに嫁ぐ、バリバリのキャリアウーマンという設定も、よくわからない。遺産が死ぬほどあるとか、生命保険狙いならともかく、娘つきの平凡な男にいくか~!?リスク高すぎだろうw
綾瀬はるか級の美女なら、「心の隙間」も、もっといい条件で埋められるし。
『ぎぼむす』ヒット3つの理由 現代人の共感を得た義母と娘それぞれの“ブルース”https://t.co/Wp0KNvJxLm
#綾瀬はるか #TBS #ドラマ #義母と娘のブルース #ぎぼむす @gibomusu__tbs
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2018年9月20日
出典:@oriconツイッターより
なのに「現代人の共感を得た」ってマジですか!?
実際、義母=再婚相手と娘の間に、こんな深い絆が生まれ、仲良くやっているケースなんて、稀も稀。こんな絆は生まれないでしょ?女同士なんて、ただでさえドロドロしてるのにw
「共感」ではなく、つらい苦しい現実からの「逃避」だったりして…(?)
ドラマの良かった点をいくつか挙げてみよう
スポンサーリンク
綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健。主力の3者に、これまで悪いイメージが定着するようなゴシップがない、ということ。
いよいよ #ぎぼむす 最終話が放送です😆🎶
麦田の恋💛
みゆきの受験🏫亜希子の想い…
みんなの #アイノカタチ が奇跡を起こします✨
それではみなさま最終話よろしくお願い致します‼️‼️#綾瀬はるか #佐藤健 #上白石萌歌 #麻生祐未 #浅野和之 #差し入れだよ #はじまります #みんなで pic.twitter.com/TdxGffSRfn
— 【公式】『義母と娘のブルース』感謝御礼 (@gibomusu__tbs) 2018年9月18日
出典:@gibomusu__tbsツイッターより
その他の出演者も、ネット民がこぞって叩くような悪質(?)な俳優はおらず、いい具合にイヤミのない感じに仕上がった。「うわ、コイツきらい~」って俳優(誰?)が出てたら、それだけでチャンネル替えちゃうもんね。
中でも、高校生として再登場した「大樹(ひろき)くん」こと井之脇海(いのわきかい)の反響は大きかった。「カッコイイ♡」、「癒される~」など、女子たちはキュンキュン。
#ぎぼむす で注目の #井之脇海 、最終回は「誰かを思って行動する温かさを感じてほしいです」https://t.co/Lh20DdYtSc
— ザテレビジョン (@thetvjp) 2018年9月18日
出典:@thetvjpツイッターより
しかし、これについても「あの子がこの仕上がりになるか?」という疑問が沸くw全国のモテない男子たちを勘違いさせてしまったのでは?現実、そんな甘くねぇんだよ…
あまりにもバカげていて、それはそれで「違う意味で面白い」と、いうのはある。
現実的で暗いドラマは流行らない
「現実的じゃない、現実的じゃないって言うけどさぁ!」と、声を大にして言いたい方もいるだろう。
そう、「現実的なドラマ」って流行らないらしい…
⏰まもなく放送開始です⏰
🌙夜9時~放送📺
『健康で文化的な最低限度の生活【命守る最後の砦…私たちができること】 #10』🍵https://t.co/LyXa8FRRxj#fujitv #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ #吉岡里帆 #井浦新 #川栄李奈 #山田裕貴 #田中圭 #遠藤憲一 @kbss_ktv pic.twitter.com/isy0XEepN7— フジテレビ (@fujitv) 2018年9月18日
出典:@fujitvツイッターより
ちょっと設定にムリがあるところはあるが、同火曜に放送されていた『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ)なんかは、まさに「現代人の共感を得た」ってところじゃないですか?
でもねぇ、こういう「共感」は要らないんです、視聴者は。現実に戻されたくないから!何を悲しくて、寝る前に「生活保護」の実態を押し付けられなきゃならんの?って感じで。
そういえば、このドラマも苦し紛れに(?)「ケンカツ」なんて略称していたけど、全然流行らなかったねぇw「吉岡里帆が原因」だという説もあるけど、そんな好感度低いんだ…(ほかの出演者はいいのにねぇ)
結局、非現実的な方が、ドラマは当たる。
高視聴率を記録した理由まとめ
■出演者の好感度
前述にもあるように、うまい具合に、そして絶妙に!竹野内豊や井之脇海といったイケメンが、女子たちをノックアウトさせる仕草や台詞でキュンキュンさせたこと。女子にも男子にもウケる綾瀬はるかの起用、観てるだけで満足の佐藤健(演技はちょっとイタかった)。
■年寄りのファンも獲得した
そもそも、ネット視聴が大半を占めるというのに、未だ「テレビの視聴率」だけでヒット云々をどうこういうのも、おかしな話だ。朝ドラや大河(NHK)、未だトップを独走する日曜朝の『サンデーモーニング』(TBS)も、「高視聴率」とされるのは、テレビ視聴がメインの年配者による数字に過ぎない。『ぎぼむす』は、おそらく幅広い層に支持されたから高い視聴率を獲得したのだと思われる。
■メディアが流行るように煽る
最大の理由はこれか。毎週、ドラマが終わるたびに「ぎぼむすネタ」を放り込み、あたかも「超面白いドラマ」だと錯覚させるような記事を、毎週、毎週…。つまりは、ネット記事の「洗脳」も、ヒットの理由としてあげられるのでは?と感じた次第。
平和だな。日本って…
スポンサーリンク