こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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アンチはどこにでもいる。
大坂なおみ、グランドスラム決勝進出
日清食品所属の大坂なおみ選手が、ついに日本人女子初のグランドスラム決勝に進出。このまま一気に頂まで駆け上がれ!決勝戦は日本時間9日朝5時より。あなたも伝説の証人に!HUNGRY TO WIN 世界に、食ってかかれ。#大坂なおみ pic.twitter.com/3mkna2Xw4f
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) 2018年9月7日
出典:@cupnoodle_jpツイッターより
テニス4大大会『全米オープン』女子シングルス準決勝で、マディソン・キーズを破り決勝進出を決めた大坂なおみ。
過去3敗していた相手だけに、喜びもひとしお。しかも、決勝の相手は自身がリスペクトする女王セリーナ・ウィリアムズ。「どうしてもセリーナと対戦したかった!」とコメントしていたことから、本大会への意気込みが感じられる。
これを「日本女子とてして初の快挙」と、大々的に報じられたワケだが…
「日本人初」に違和感
そう感じている人も少なくないようで…
ネットには「日本人らしさがどこにも見当たらないんだが」、「最低限、日本語くらい喋れないとなぁ」、「まあぶっちゃけると外人だしね、日本初って言われても…」など、心ないコメントが寄せられている。
出典:WOWOWofficialYouTubeより
日本語だって、まったく話せないワケではない。聞き取りは完璧にできているようだし、日本人でも戸惑う(?)修造のインタビューにも、きちんと受け答えしてるじゃないか…
流暢な日本語でないと、「日本人初の快挙」は謳えないのか?
カタコトだってかわいいのに…
逆に、この“タメ語”まじりの日本語が「癒される」、「かわいい!」という意見も多く…
出典:WOWOWofficialYouTubeより
長いコメントになると途中から英語に変換しちゃう、この独特のキャラクターも彼女が愛されている理由。
「日本語が話せないのに日本人はおかしい」という指摘もわからないではないが、それを「日本勢初」としてはいけない理由にはならないし、そうするなら「あからさまな人種差別」といえる。
まあ大きな見出しをつけて、積極的に煽るようなマスコミもどうかとは思うが…
結局ハーフなの?国籍は…
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スポーツニュースを観ている方には、今さらなにをといったところだが、彼女について色々と誤解されている方も多いようなので、念のためおさらい。
出典:@naomiosakatennisインスタグラムより
父親のレオナルド氏は、ハイチ系アメリカ人。母親の環(たまき)さんは北海道生まれの日本人。つまり、ハーフだ。姉の大阪まり選手も、彼女と同じハーフのテニスプレイヤー。
国籍については日米の二重国籍。父親の意向で「テニス選手」としての国籍は日本を選択しているため、「日本人選手」としてプレイしていることになる。
彼女を叩くネット民は、言語の曖昧さだけでなく、この「二重国籍」ということにどうも引っかかっている模様。
なぜなら…
外国人が大嫌いだから
ネットに溢れる差別的投稿はすさまじく…
日本選手権は優勝できず残念でしたが、アジア大会への出場が決まりました。日本選手権での沢山の応援ありがとうございました。しっかり準備してアジア大会も頑張ります!! pic.twitter.com/D4puuGfSCl
— ケンブリッジ飛鳥 (@C_ASKA9) 2018年6月25日
出典:@C_ASKA9ツイッターより
陸上のケンブリッジ飛鳥選手や、東北楽天ゴールデンイーグルスのオコエ瑠偉選手、卓球の張本智和選手などに対して、大坂選手へのバッシングと同様の、それ以上の(?)酷い書き込みがされている。
同性愛者もそうだが、嫌悪感ある人がいることは致し方ない。しかし、それを書き残して、且つその発言に責任をもたないというのは、如何なものだろう…
嘆かわしいじゃないか!
「日本人初の快挙」堂々掲げよう
言葉がうまく話せなくても、「日本国籍」を選んで日本人として闘ってくれている、大坂なおみ。
女子テニス新時代 大坂なおみSpecial (TJMOOK)
「日本人に見えない」、「日本語が話せない」という理由で応援しないというのは個々の自由だが、それは明らかな差別であり、堂々と書き込んでいい内容ではない!しかも、自分の個人情報はしっかり隠してね…
そんな愚民で溢れているというのに、閉塞感のある日本(国籍)を選んで「日本が大好き」なんて言ってくれる彼女に感服。
むしろ学ばなければいけないことばかりだ。
大坂なおみ、夢のグランドスラムへ 憧れの元女王に挑む https://t.co/VBAB2jbUsE
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年9月8日
出典:@asahiツイッターより
セレーナとの決勝は、明日9日(日)の午前5時から行われる。結果はどうであれ、努力した成果を堂々「日本人初の快挙」と称えよう!
違和感を感じるのは、試合を観ていない証拠。
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