こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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ピークは過ぎたか…?
「インスタ映え」で花畑が荒らされる
これは事件ではなく、マナーについてのお話。
「もう北海道来ないでください」 インスタ映え狙って畑踏み荒らし被害続発#北海道 #美瑛 #踏み荒らし https://t.co/FkpoFPBfm9
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2018年8月21日
出典:@jcast_newsツイッターより
北海道・美瑛町の花畑に立ち入り、「インスタ映え」の写真を撮影しているバカ者がいるという。
彼らは畑の中にしゃがんだり、花のじゅうたんの中に入りポーズを取ったりして撮影を繰り返しているようで、景観の維持や農作物への被害を、農家の方が訴えている。
記事にも記載されている「哲学の木」のポプラが踏み荒らされたり、春には各地のお花見スポットで桜の枝を手折り花輪にしたり、花びらをまき散らす動画を撮影するなど、昨今ではマナー違反の投稿が相次いでいる。
とはいえ、上記の行為は外国人観光客によるもので、我々日本人がした行為ではない。ではないが…
さほど変わらない行為(撮影)をしているインスタ女子も、少なくない。
そのうち逮捕者も出そうだよね
以前から、この「インスタ映え」についての批判は相次いでいて、中でも食事前に「まだ食べないで!」と撮影タイムを勝手に設けるインスタ女子には、呆れ声が飛び交っている。
食事やナイトプールなど、どうでもいい(?)投稿は何ら問題ないが、通行の邪魔になるようなところで自撮りし始めたり、まったく関係のない他人が映ってしまっても、編集もせず投稿してしまう、マナー違反な女子(もしくは男子)には異論を唱えたい。
【伊代さん早見優さん 書類送検】線路内に無許可で立ち入ったとして、鉄道営業法違反の疑いで松本伊代さんと早見優さんを書類送検。ブログに写真をアップし批判。 https://t.co/2b0hod8o5U
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年2月10日
出典:YahooNewsTopicsツイッターより
インスタではないが、昨年、タレントの松本伊代が線路に無許可で立ち入り撮影し、それをブログに投稿したことで「書類送検」までされたことが話題となった。“映える”写真を撮影するため、「逮捕者が出る日も近いのでは?」という指摘もされている。
また、カラフルでおしゃれな「インスタ映え」している写真も、いいね!を押しておきながら、内心「さほどいいね、とも思っていない」人が圧倒的多数を占める(と、思う)。
この投稿って意味あるんですか?と、ツッコミどころ満載の写真が、インスタの8~9割を占めているが…
大儲けしてるお店や観光スポットもある
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そう、「インスタ映え」による経済効果はすさまじく、彼女(もしくは彼ら)がどうでもいい投稿をしてくれることで、その店舗や観光スポットがフォロワーに拡散され、ネット広告以上の効果を生み出す。

味は中の下でも、画が映えれば客足は止まらない。もはや彼女たちにとって「おいしさ」なんてどうでもいいのだ…
このブームに乗っかり、トイレの壁をおしゃれ使用にしているデパートなんかもあったりする。パステルカラーを外観・内装に使用し、自ら「インスタ映え」を謳っている飲食店やショップもあったりして…
いいねが集まる! インスタ映えするポートレートをスマホで撮る88のテクニック
撮ってもらう側(お店や観光スポット)も、そりゃ「撮ってないでとっとと食べろよ」とは言えないよね。
そんな凄まじい経済効果を生み出したインスタ(映え)だが…
そろそろブームも下火でしょ
と、流行を先読みする一部のコンサルタントから言われている。
一発屋芸人のように、一気に急落することはないかと思われるが、昔懐かしいミクシー(mixi)や、インスタを買収したフェイスブック(facebok)のように、「そういえば最近ログインしてないな~」と言われるようになる日も近い
かも、しれない…
出典:ayu YouTubeより
流行が絶頂期を何年もキープすることは、まずない。一般的には3~4年の周期で変化していくといわれていて(ものによる)、インスタも流行語大賞を受賞した昨年、今年、来年あたりがピークではないかと思われる。
「インスタ映え」を狙った店舗は大打撃だろうし、「カメラをかまえたうっとおしい客が来なくなる」と歓喜に沸く店もあるだろう。
しかし、次のブームが来たらきたで、また迷惑千万な行為はあるだろうし、企業もその方向に流れていく。そしてまた、違うブームへ…
結局、形が違うだけで、その繰り返しなワケだ。「インスタ映え」が廃止(?)されれば、諸所の問題が解決するワケではない。
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