東海道線・女性車掌暴行事件「酔っ払いの顔を晒せよ」キレた乗客にも批判

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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「酒のせい」では済まない
 

女性車掌が暴行され電車が回送に

 


出典:@HuffPostJapanツイッターより

今月13日(金)、JR東海道線で女性車掌が乗客に暴行される事件があり、波紋を広げている。
 
報道によると、事件が起きたのは同日22時頃。熱海から宇都宮に向かう上り電車で、突然「暴力受けてます。発車できません」というアナウンスが流れたという。
 
車掌の女性は、酔っ払った乗客に暴行を受けたようで、運転が困難になった模様。すすり泣くような声で「車内トラブルにより、藤沢駅を遅れて発車しました。また、乗務員が継続乗車が困難なため、次の大船駅に停車後回送列車となります」とアナウンスしたそう。
 
酔っ払いの男は…
 

警察官により取り押さえられる

 
女性車掌に暴行を加えた男は、駆けつけた警察官によって取り押さえられ、電車から降ろされたとのこと。
 

図解でわかる刑法 (入門の法律)
 
酔った勢いで暴力を振るった場合、「暴行罪」または「傷害罪」により刑罰が科せられる可能性がある。当然、それが駅員に対してであっても。
 
弁護士の見解によると、暴行罪の場合は「2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料」。傷害罪の場合は、「15年以下の懲役または50万円以下の罰金」となる。
 
その違いは、暴行罪が「相手に怪我がない場合」、傷害罪は「怪我をさせた場合」で、今回のケースはおそらく暴行罪になるのではないか、と…
 
しかし、この男
 

名前も顔も報じられてない

 
これについて、視聴者からは不満が多数…
 

「犯人の実名と写真を晒したら良いと思う」
「犯罪なので社会的制裁で断固処分」
「一生全国の駅に出禁でいいと思う」
「なんで犯罪者として大々的に扱わない?」
出典:ツイッターより

 
寄せられている。
 
何でも顔や実名を公開すればいいってものではない。事件が報じられるたび「~容疑者の顔や名前は?フェイスブックはあるの?」など、個人情報を晒したい愚民の声が飛び交う昨今のネット事情。これはこれで、問題だ。
 
しかし、個人情報が晒されていないとはいえ…
 

賠償や社会的地位も危うい

 

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そう、彼は十分な制裁を受けることになる可能性が高い…
 

出典:sarome929 YouTubeより

 
というのも、前述の刑罰に加え、電車を止めた側は、自身の過失割合に応じて賠償する責任があるからだ。
 
鉄道会社に生じる損害として、遅延により生じる乗客の移送費用(バス、タクシー代など)や、車両に損傷がある場合は修理費用などが請求されるようで、いずれも数百万~数千万円単位になるケースが多いという。
 
支払い能力が無い場合は、賠償金を請求されないこともあるようだが、間違いなく会社への報告はあるだろう。この男が会社員であれば、即解雇という可能性も考えられる。
 
顔を世間に晒されずとも、酔いがさめた今、相当厳しい状況におかれているのではないだろうか…(?)
 
しかし、今回の事件。この男のみならず、この人たちにも批判が殺到している。
 

車掌にクレーム入れた乗客も酷い!

 
そう、事件を受けて電車が突如「回送」になったことにより、一部の乗客が女性車掌にクレームをつけていたというのだ…
 

「ってお前も加害者なんだよ!」
「車掌に言っても意味ないの分かってる?」
「社会人にしては頭出来てないんですね」
「これが世の中から見る鉄道員の扱いです」
出典:ツイッターより

 
これには、批判ツイートが殺到。
 
事件が起きたのが午後10時ということもあり、「終電を逃したらどうするんだ!」と焦った人や、暴行の状況を読み取れなかった人もいたのだろう。しかし、「そんなこと知らねぇよ!」という自己中な乗客もいた、かもしれない…
 

出典:airportkaitoku YouTubeより

 
遅延した際の駅員に対する過度なクレームは、今回に限らず全国各地で相次いでいるという。中には、蹴り飛ばしたり、首を絞めたりする悪質なクレーマーもいるようで、問題視されている。
 
また、彼女に対して継続乗務を決めた鉄道会社に対しても、「安全と安定の優先順位がまだ分からないのか…」、「深夜一人で女性を勤務させる体制も憤りを感じる」などの批判が投稿された。
 
一方、被害に遭った車掌の女性には…
 

同情と称賛が集まる

 


出典:@9posttvツイッターより

記事によると、暴行を受けながらも女性車掌が「大船駅」まで運転してくれたおかげで、「終電に間に合い助かりました。運んでくれたことに感謝しています」と、感謝の気持ちを語った乗客がいたという。
 
また、「大船まで行かなければ帰れない人が続出する。この人すごい職務意識だわ」と、彼女のプロ意識に感服する視聴者もいた。
 
ハフポストの記事を書いたライターの方も、「暴行されて、過呼吸になりながら一駅電車を走らせて、乗客の皆さんに感謝されてるこの車掌さんのこと、知ってほしいと思いました」と、高く評価し事件の悪質さを訴えた。
 
車内は閉鎖空間ということもあり、女性がこの時間に勤務するとなると、こういった危険を伴うこともある。今回の事件を受け、「現場の職員を守れるシステムを作ってほしい」という声も上がった。
 

駅員への暴行は4年連続増加

 
この事件に限らず、駅員への暴行は(悪い意味で)うなぎ登りだという。
 
特に、「飲酒」によるトラブル・暴行は絶えず、昨年発生した駅員に対する暴力行為のうち、およそ6割が酒に酔った客によるものだったそう。
 

出典:TomoNews Japan YouTubeより

 
法律で認められているから…ということもあるだろうが、薬物よりも「飲酒」による悪質な事件は多いように思える。中でも、電車内の酔っ払いはタチが悪く、やりたい放題の悪質な乗客もいて、ツイッターやYouTubeにも投稿が相次いでいる。
 
今後、「飲酒後の乗車はお控え下さい」なんてルールが設けられるかも…(?)
 
また、「飲酒」による事件だけでなく
 

駅、電車内のトラブル絶えず

 


出典:@nagoyatv_newsツイッターより

今月5日には、同JR東海道線の尾張一宮駅から名古屋駅に向かう電車内で、20代女性の尻を触った「愛知県警千種署の男性巡査長」が逮捕された。
 
また、こちらも同じJR東海道線の東静岡駅で、19日に男子中学生が列車と接触し、死亡する事故が発生。
 


出典:@news24ntvツイッターより

14歳の男子中学生は列車とホームとの間に挟まれ、無残な姿で運ばれていった…
 
飲酒、暴行、痴漢行為、そして歩きスマホ。駅構内、車内でトラブルは絶えず、日々同じような事件・事故が報じられる。
 
明日は我が身。こういった報道を聴き流すのではなく、自分も被害者、加害者になることもあるということを心に留め、ルールを守って乗車しよう。
 

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