「ハンコウセイメイ マツリヤメロ」藤沢市辻堂で起きた不審火と落書きの関連性は…犯人逮捕も間近か

「ハンコウセイメイ マツリヤメロ」藤沢市辻堂で起きた不審火と落書きの関連性は…犯人逮捕も間近か

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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「捕まる」のも時間の問題か…
 

「祭りやめろ」脅迫文のような落書き

 


神奈川・藤沢市辻堂で、犯罪予告ともとれるような落書きがされ、波紋を広げている。
 
床石のようなところに黒いペンのようなもので書かれた内容は、「ハンコウセイメイ(犯行声明)」からはじまり、「タイコノオトデアカンボウガネナクテコマッテイル(太鼓の音で赤ん坊が寝なくて困っている)」と、騒音により赤ちゃんが眠れないことを訴えている。
 
さらに「マツリヤメロ(祭り止めろ)」と綴られた後、「死者がデテモシラナイゾ(死者が出ても知らないぞ)」と、犯罪予告のような一文で、締めくくられている…
 
この書き込みがされた2日後には、地域の祭りが開催される予定だった。そして、祭り前日には…
 

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山車が爆発し、死人が出る

 
こんな落書きもされていたという…
 

 
祭りで使われる“ベニヤ板”のようなところに書かれた内容は、「コトシノマツリハダシガバクハツ死人ガデル(今年の祭りは山車が爆発、死人が出る)」。前日の落書きよりも、さらに過激になっていた…
 
1日(火)放送の『とくダネ!』(フジテレビ)では、同地域の取材の様子が報じられ、近隣住民が不安の声を漏らしていた。
 
また、同地域の公民館では、「火がついて火事になる」という電話があり、公民館の敷地では不審火ビニールシートが焼けて残ったような跡があったという。その公民館の近くでは…
 

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不審火が3件相次ぐ

 


24日(月)の深夜、その北町公民館敷地内では木製看板が焼かれ、神輿を入れておく「仮小屋(格納庫)」でも不審火があり、さらに300メートルほど先の辻堂元町4丁目にある「八松稲荷神社」でも、手すりなどが焼かれたあとがあったという…
 

 
半径200メートル圏内で「3件」も相次いだ、不審火…
 
「マツリヤメロ」と落書きをした人物と、放火犯と思われる人物は、同一なのか。はたまた、複数による犯行か、もしくは、まったく違う人物によるものなのか…
 
いったい、誰なのか。
 

小さい子供のいる母親か?

 

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「音がうるさくて赤ん坊が眠れない」という内容から、小さい子供がいる人物が浮かび上がる。この落書きの内容が「事実」であれば、だが…
 
不審火があった前日の23日(日)には、「平成29年藤沢市辻堂諏訪神社例大祭」が行われていた。そして、同週の26日(水)~27日(木)には、辻堂にある「諏訪神社」でもお祭りがあり…
 


出典:タウンニュースツイッターより

さらに、週末の29日(土)~30日(日)にも、「辻堂海浜公園」で盆祭りが開催されていたという、「祭り続き」だった藤沢・辻堂。
 
もちろん、お祭りが続くことが「悪いこと」ではない。ただ、「人が多くて邪魔」、「音がうるさくて迷惑」と思う、一部の地域住民もいるだろう。それは、辻堂に限らず。
 
そう考えると、書き込み主は「地元民」である可能性が高い…
 

藤沢・辻堂Walker (ウォーカームック)

 
ただ、仮に「赤ちゃんのいる地元民」だとすれば、こういった方法ではなく、市に相談するなり、祭りの開催日は実家に避難するなり、何かしらの「大人の対応」を取るはず。
 
しかも、この文字…
 

本当に赤ちゃんのいる母親か?

 

出典:TBS NEWSより

 
こういった指摘がされている。
 

「子育て世代はアカンボウなんて言わない」
「子供じみた犯行だこと」
「多分、アカンボウってのも嘘かな」
「女の振りしてるけどたぶん違う」
出典:TBSニュースより

 
落書きの内容、文字の雰囲気からみて、おそらく「赤ちゃんが眠れなくて困っている母親」ではない、だろうと…
 
ネットに寄せられたコメントをみると、「おそらく男性ではないか」と予想する人が多い。また、中高生など「未成年者」による犯行ではないか、との憶測も飛び交っている。
 

「うるさい」で隣人を殺害

 

出典:Newsですより

 
今年5月、岐阜県瑞浪の閑静な住宅街で、庭でバーベキューをしていた会社員の男性が、隣人の男に刺されて死亡する事件が起きた。
 
殺害された男性は、庭に友人を集めてバーベキューをしていたところ、包丁のような刃物を持った隣の男が現れ、自宅前の路上で腹などを刺されたという。刺した隣人の男は、以前から家の近くで騒ぐたびに怒鳴っていたそうで、警察の調べに対し、「子どもたちの声がうるさかった」と、供述していたと報じられている。
 
今回の「マツリヤメロ」と落書きをした犯人も、騒ぎ声などに過敏に反応する“神経質”な人物、もしくは…
 

孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)

 
本当は一緒に騒ぎたいのに騒げない、“寂しがり屋”なのかもしれない…
 

祭りが終わったら「火祭り」だ

 
この事件、祭りが終わったら「ひと安心」とはいかないようで…
 
祭りが終わった翌日、「ウットオシイマツリガオワッタ、コンドハタノシイ火マツリダ(鬱陶しい祭りが終わった、今度は楽しい火祭りだ)」という内容の落書きがされていたという…
 


出典:えのぽ(江の島・藤沢ポータルサイト)ツイッターより

藤沢・辻堂をはじめとした湘南地域では、これからも祭りや花火大会が開催される予定。今回は大事には至らなかったが、今後開催されるお祭りや、人が集まるような行事で、「火祭り」がされたとすれば大変なことになる。
 
大きな事件に発展する前に、この書き込み主、放火犯が逮捕されれば良いのだが…
 

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