こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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あり得ない暴言、ではあるが…
小学校教師が生徒に「窓から飛び降りろ」
「窓から飛び降りろ」…教師が謝罪 https://t.co/0OIGmG33Wx #FNN
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年7月17日
埼玉県・所沢市立山口小学校の男性教諭が起こした問題が、波紋を広げている。
先週12日(水)、同校に勤務する40代の男性教師が、4年生の男子児童に「窓から飛び降りなさい」、「明日から学校に来るな」などの発言をし、翌13日(木)から男児が学校に来なくなってしまったとのこと。
男性教師はこのクラスの担任で、男児を除く33人のクラスメイトの前で「明日から33人で仲良くやっていこう」と言い放ったとか。さらには、体罰をしたことも明らかになっている。
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これは酷い…
「名前晒せ」などの批判が殺到
この報道には、当然ながら批判が殺到している。
コメントにもあるように、教師の一言で学校に来れなくなったり、最悪の事態を招いてしまうこともある。
【大炎上】生徒を「菌」呼ばわりした新潟市40代担任に「教師以前に人間失格」 https://t.co/HJgPGv6ouV pic.twitter.com/u8TrA8YGOd
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2016年12月2日
昨年は、「原発いじめ」などの問題でも教師の失言が“悪い意味”で注目されたが、こういった報道をきちんと見ていれば、間違っても「飛び降りろ」などとは言えないだろう。この児童が本当に飛び降りてしまっていたら、どう責任を取るつもりだったのだろうか…
男性教諭は「指導のためだった」と説明しているそうだが、これこそ「いき過ぎた指導」といえるだろう。同校は、これらの発言や体罰を認め、保護者には謝罪したと報じられている。
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一方で
生徒が何をしていたかにもよる
こういった意見も寄せられている。
【ぶち殺す】問題発言で松山市立清水小学校の女性教諭が謝罪、ふざけていた児童は悪くないのか? https://t.co/73LenyfGaH#清水小学校 #松山市 #小学校 #教師 #暴言
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年6月22日
先月、愛媛県の女性教諭が、児童に「私が担任だったらぶち殺す」などの発言をしたことが問題となったが、これについても「誰が見ても目に余る行動があったのでは?」、「前後も含めて報道してくれないと分からない」などの疑問が寄せられた。
生徒が何をしたのかを明確に報道しないと、教師の暴言を一概には責められない、ということ…
市の教育委員会によると、暴言を受けた男子児童とほかの児童の間にトラブルがあり、それをこの男性教師が指導したと報じられている。しかし、その「トラブル」が具体的にどんな内容だったのかを明らかにしなければ、男性教師ばかりが悪く言われ、視聴者の混乱を招くばかりだ。
名前や顔を晒すほどのことだろうか…
 
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この男性教師の名前や顔を「調査中」としているまとめサイトなどもあるようだが、殺人や強姦などをした「犯罪者」でもないのに、晒し者にする必要があるのだろうか…
出典:エンタメ動画速報より
5月に報じられたバレー部の顧問による「いきすぎた指導」もそうだったが、被害に遭った生徒などが「助けてください」と訴えているならともかく、隠し撮りしたような動画を、許可なく「拡散希望」として晒す必要はないように思える。山口小の男性教師についても、報道だけでは本当に悪い教師だったかどうかは分からないから…
ただ、この男性教師については、4月にも背中を蹴るなどの暴行を加えていたと報じられているので、たとえ生徒に非があったとしても、体罰やいき過ぎた暴言が許されるわけではない。
よくわかる学校現場の教育心理学 AL時代を切り拓く10講
学校でもICレコーダーが必要な時代か
「暴言」といえば、記憶に新しいあの事件…
出典:デイリー新潮より
「このハゲーー―!」などの暴言や暴行の音声を、被害にあった秘書がICレコーダーに録音しておいたことで発覚した、豊田真由子議員の一件。この男性秘書のように、弱い立場の人が直に言い返せない場合、こうして「証拠」として残しておけば、後に誰かが解決してくれることもある。
また、教師のみならず、クラスメイトに酷いことを言われている生徒も当然いるだろう。「いじめ」の証拠として残しておくためにポケットの中に常備しておくことも、必要な時代…なのかもしれない。
メール(LINE)にしろ、動画にしろ、ICレコーダーの音声にしろ、誰でも「証拠」として残しておける便利な時代になった。こういったメリットがある、一方で…
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警戒心から、誰も「本音」で話せなくなる、というデメリットもある…
守られてばかりの時代はアリなのか?
こうして地方の学校で起きた問題を、全国民で話し合える時代となり、「いじめ」や「教師の体罰」などが解決に向かうことは素晴らしいことだが
これを言ったらツイッターに投稿される、あれをやったら動画サイトにアップされる…という恐怖に怯えながら、教師が指導をしていくことが正しいことなのだろうか…
この男性教師の発言はいき過ぎだが、ある程度の叱咤は時に必要。全ての教師が諭すように優しく指導しても、いう事を聞かない生徒もいるだろう。
教師たちの悩み―学校の常識は社会の非常識?
何もかも規制だらけの教育現場で、本当の意味での「良い子」が育つのだろうか…
本日18日(火)、同校は全校児童への説明と「心のアンケート」を実施する予定だというが、この学校に限らず、教師への心のアンケートやケアも、必要なのかもしれない。
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