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【危機タイムズ】です。
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「体格」と「立場」を利用した犯行か…
近大ボクシング部の監督がセクハラで謹慎
近大ボクシング部の監督 女子選手に嫌がらせか | NHKニュース https://t.co/CJr5ySsE8n
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年7月14日
名門・近畿大学のボクシング部から、不祥事が発覚。
報道によると、近大のボクシング部で監督をつとめる29歳の男が、教え子の女子部員に対して性的な発言や行為、いわゆる「セクハラ行為」を繰り返していたという。さらに、被害女性がそれらの行為を拒んだところ、今度は「パワハラ」をしたとか…
男性監督のセクハラ・パワハラ行為は、女子部員が大学へ申し出たことで発覚。監督は嫌がらせ行為を認めているようで、6月29日から自宅待機となっている。大学は、結果がまとまり次第、処分するとのこと。
今年3月には50代指導者がOBに暴行
「全日本大学王座決定戦」を10回制覇し、現在は男女30人(男性26人、女性4人)の選手が所属している、名門・近大ボクシング部。
近畿大ボクシング部の監督が女子選手にセクハラ OBの赤井英和も憤り #ldnews https://t.co/mcISNukcJX
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年7月14日
自身も同校の出身である、元プロボクサーで俳優の赤井英和氏が名誉監督を務めていて、2020年に開催される「東京オリンピック」に向けた指導・競技環境の充実を図っているという。
出典:朝日新聞社より
同部では、2009年には元部員2人による強盗事件が発覚し、一時「廃部」となっていたが、活動再開を願う署名が寄せられ、2012年に赤井英和を総監督に迎えて復活した。…が、再びこのような不祥事が起きてしまい、赤井氏も「怒りと残念と申し訳ないという気持ちです」とコメント。偉大な先輩にも大迷惑を掛けてしまった…
また、今年3月には、54歳の男性総監督が40代男性コーチに暴行し、辞任している。
Tarzan (ターザン) 2017年 7月27日号 No.722 [脱げるカラダ] [雑誌]
持ち上げて「腰を振った」とか…
14日(金)放送の『とくダネ!』(フジテレビ)の取材によると、男性監督は「報道できないような卑猥な言葉」を浴びせたり、女性部員を持ち上げて「腰を振った」などのセクハラ行為をしていたという…
出典:デイリー新潮より
報道によると、そのセクハラ行為に及ぶ様子を録音した「音声」もあるという。今は、「画像」や「音声」で証拠が残され、それが明るみになる時代。男性監督の「報道できないような卑猥な言葉」も、豊田議員のように、いずれ暴露されてしまうかもしれない…
ちなみに、近畿大学の不祥事といえば、昨年2月に20代の女性に大量の酒を飲ませて泥酔させ、わいせつな行為をしたとして逮捕された、4年生の男子生徒が話題になった。
【超イケメン?】近畿大学4年男子がわいせつ行為で逮捕…名前は瀬戸和真、顔やSNSが流出中 https://t.co/pbh9d5fLSg#近畿大学 ,#瀬戸和真,#わいせつ事件,#忘年会 ,#飲み過ぎ注意 pic.twitter.com/HZHfcvLeXf
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2016年11月21日
こんな報道ばかり続き、名門・近畿大学の名誉も丸つぶれだろう…
監督はロンドン五輪の出場の鈴木康弘
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デイリースポーツや毎日新聞の記事では、男性監督が「鈴木康弘氏」であることが特定されている。
というのも、鈴木氏は2012年のロンドンオリンピックに出場した、有名選手だったからだ。近大ボクシング部の監督に就任したのは、2016年の4月からだったとのこと。
出典:Athlete Tube for Tokyo Olympic 2020より
動画投稿サイトYouTubeには、過去の試合の様子がいくつかアップされている。かなり強そうだ…
自衛隊体育学校出身、オリンピック出場経験のある「身長186センチ」の大男に迫られたら、抵抗しようがないだろう。被害女性は、かなり怖い思いをしたのではないかと思われる。
近大ボクシング部のセクハラ監督の鈴木康弘の顔写真画像・・・https://t.co/iSifdcxwWQ pic.twitter.com/lHZp2b8D25
— トレンド情報局 (@sougosien13) 2017年7月11日
出典:トレンド情報局ツイッターより
ツイッターには、「#拡散希望」とハッシュタグを付けられ、鈴木氏の画像などが投稿されている。逮捕された「犯人」ではないが、やったことと「自分の立場」を考えれば、こういった仕打ちを受けるのも致し方ない。
「除名」とする処分が決定
ボクシング:近大の鈴木監督除名処分 セクハラで連盟 – 毎日新聞 https://t.co/AWSEU0ewwj
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年7月14日
日本ボクシング連盟の山根明会長が、「連盟として鈴木監督を最も重い除名の処分にすることを早急に決めたい」と話していた通り、13日(木)、鈴木監督への除名処分が「業務執行理事会」で決定した。
報道によると、被害に遭った女子部員以外にも、複数の選手に「セクハラ」発言をしていたり、男子選手をスパーリングで倒すという「パワハラ」行為をしていたという。将来のボクシング界を担う部員たちが「最悪の環境」で練習していたと思うと、気の毒でならない…
出典:tv2ne1より
自身が同じボクシングの道を歩んできたというのに、女子部員にセクハラをしたり、男子部員に「ただの暴力」ともいえる行為をしたことを、何とも思わなかったのだろうか。他人に指摘されて、はじめて「ハラスメント」だと気付いたのだろうか…
「ハラスメント」はなぜ起こるのか
「ハラスメント対策サポートセンター」によると、その理由のひとつとして「個人の意識差」が挙げられている。
モラル・ハラスメント:職場におけるみえない暴力 (文庫クセジュ)
「あの人と私の関係であれば大丈夫」という“勝手な思い込み”により起こっているケースも少なくないという。おそらく、鈴木氏も「俺の教え子たちが逆らうはずがない」と、とんでもない思い込みや勘違いをしたから、ではないだろうか…
その事例として「上司は部下と信頼関係ができていると思い込み、必要以上に叱咤激励していたところ、部下が自殺したケース」が取り上げられている。今回は、女性部員が大学に報告したことで問題が解決に向かっているが、もし、思い詰めて「最悪の事態」を招いていたら、どうするつもりだったのか…
ボクシング界追放はおろか、一生かけて女性の家族に謝罪していくことになっただろう…
むしろ、「除名処分」で済んだだけでも本人にとっては良かったといえるが、「それでは納得がいかない」と思っている部員もいるかもしれない。彼らには誠意をもって謝罪し、今後、人との接し方を改めていただきたい。
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