「おっさんみたいな顔だな」神戸・無差別5人死傷事件で逮捕の竹島叶実容疑者が“抱えていた闇”とは…

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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神戸5人殺傷事件の容疑者再逮捕

 


昨16日(日)早朝、神戸市北区有野町の住宅で3人が死亡、2人が重傷を負った事件で、容疑者の男が逮捕された。
 
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、同区・無職の竹島叶実(たけしまかなみ)容疑者、26歳。竹島容疑者は、死亡した南部達夫さん(83)と妻の観雪さん(83)の孫で、2人と同居していたとのこと。また、重傷を負ったうちの1人は竹島容疑者の母親(52)で、この母親が「息子にやられた」と話している。南部さん夫妻の他には、近所に住む辻やゑ子さん(79)が死亡している。
 
事件当日、竹島容疑者は血の付いた包丁と金属バットを持っていたところ、近くの神社で現行犯逮捕された。事件との関与が裏付けられ次第、殺人の疑いで再逮捕する方針。
 

誰でも良かった

 
近隣住民からの110番通報があり逮捕された、竹島容疑者。警察の調べに対しては、「誰でもいいから刺してやろうと思った」と話しているという。
 


今年5月、千葉県松戸市の公園で男性5人が男に刃物で切りつけられた事件があったが、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された容疑者の男も、「殺してやろうと思った、誰でもよかった」と供述していた。
 
そして、同じく「無職」による犯行…
 
ただ、「誰でもよかった」という供述は同じでも、千葉の事件は「まったく面識のない他人」が襲われているが、竹島容疑者は「身内の人間」を殺害している。このことからも…
 

「誰でも良い」で身内を殺すか?

 
こういった疑問が浮上…
 


例えば、2015年に起きた「横浜戸塚高1男子母と祖母殺害事件」については、「良い子」だった少年が親のプレッシャーに耐えられず、たまっていたストレスなどが爆発して犯行に及んだと、記事の心理カウンセラーは分析している。
 
また、竹島容疑者に父親がいたかどうかは明らかになっていないが、近所の人の証言によると「孫を連れて帰ってきた」と、殺害された観雪さん(祖母)は話していたという。仮に片親だったとすれば、精神状態のバランスをとることが難しくなることが考えらると、同カウンセラーは指摘している。
 

重大少年事件の実証的研究―親や家族を殺害した事例の分析を通して

 
「身内」を殺害するには、それなりの理由がある。殺害された2人の祖父母には、首などに刺し傷があり、警察は「明確な殺意があった」としている。「誰でも良かった」のではなく、家族の間で何らかのトラブルがあった可能性も、考えられるだろう…
 

「優等生」とレッテルを貼られ…

 

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報道によると、竹島容疑者は「勉強ができる一目置かれるような優等生」だったとのこと。
 


学生時代は問題を起こすこともなく、名門の県立高校に進学したという。事件を知った当時のクラスメイトも「まさか…」と絶句したとか…
 
「優等生」とレッテルを貼られた…と考えれば、前述の横浜の事件とまったく同じだ。周囲の「期待」が、逆にプレッシャーとなってしまったのかもしれない。
 
また、竹島容疑者は現在「無職」。おそらく「親のすねかじって生活していた」ということだろう。そのことについて、重傷を負った母親や殺害された祖父母が日常的に注意していたとすれば、その“ストレス”が犯行動機になったとも考えられる。
 

誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか

 

「無職」による犯罪、止まらず

 
松戸市の事件もそうだが、今年に入ってからも「無職」の大人たちによる犯罪が止まらない…
 


「無職」であることにもそれぞれ理由があり、一概に「仕事もしないで…」と責めることはできないが、犯罪を犯した「無職の容疑者」の供述をみると、「むしゃくしゃしていた」など、それぞれ身勝手な理由をあげている。
 
仕事をしないで家に引きこもっていると、精神状態が悪化することは言うまでもない。毎日会社に出勤する側からすれば、何とも魅力的な生活を送っているように思えるが、毎日そんな生活が続くと、逆に追い込まれ、精神を病みやすいという。
 

「ニート」って言うな! (光文社新書)

 
そうなると、竹島容疑者を「甘やかしてしまった」家族にも原因がないとはいえないが、26歳で「無職」であることを家族のせいにしていたのであれば、とんだ甘ったれだ…
 

おっさんみたいな顔だな

 


 
竹島容疑者について、ネット上ではこういったコメントも寄せられている。
 

「おっさんみたいな顔だな」
「顔を見るだけで、妙に納得…」
「いかにも見た目がニートっぽい」
「人は見た目でだいたい分かる」
出典:ホウドウキョクニュースより

 
報道では「一目置かれるような優等生」とされているが、本当にそうだったのだろうか。勉強はできたとしても、こういった「悪口」を言われるようないじめられっ子だったとも考えられる。実際に、こうして容姿についての「ネットいじめ」がされているのだから…
 
また、学生時代の何でも相談できる親友、仲間がいれば、こんな事件を起こすことはなかったのではないだろうか。仕事も友達もなく、孤独に追い込まれたことが、竹島容疑者の「暴走」に繋がってしまったのかもしれない…
 

ネットいじめの構造と対処・予防

 

我々の身近にある犯罪

 
どの事件についても、犯罪を犯す人間には何かしらの「抱えた闇」がある。
 

 
日常生活の中で不満を抱えていない人なんていないと思うが、「闇を抱えるレベル」のものになると、こういった事件を起こすケースもある。いじめや過労自殺もそうだが、自分が今「かなり追いつめられた状態」ということに、気付かない人は多い。
 


周りにそれらしい人がいれば、「元気?」、「大丈夫?」など、少しでも気にかけてあげることで、こういった犯罪や自殺は防げるかもしれない。
 
また、自分が「誰でもよかった」という無差別殺人事件の被害者になることもある。まったく接点のない人間が突然襲ってこられたら、防ぎようもなく「運が悪かった」としか言いようがないが…
 

「よい子」が人を殺す―なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか

 
ただ、人を陥れたり、人に恨まれるようなことをしないなど、日常の人に対する接し方が、犯罪防止に繋がる。あなたの何気ない一言で、「モンスター」を生み出してしまうかもしれないから…
 

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追記:7月20日
 

殺人容疑で再逮捕

 


19日(水)、殺人容疑で再逮捕された竹島容疑者。
 
報道によると、亡くなった竹島容疑者の祖父・南部達夫さんには、全身に刺し傷や殴打痕があり、強い殺意があって犯行に及んだ可能性が高いとみられている。現行犯逮捕された16日には「誰でもいいから」と無差別をほのめかす供述をしていたが、やはり、ターゲットは絞られていたのだろう。
 

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