こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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基準が曖昧…(?)
「バカでもチョンでも」自民・日下部議員が失言
不適切発言「バカでもチョンでも」…県議会で自民議員 慌てて撤回 https://t.co/wyTtHeh9Pa
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年6月30日
29日(木)の定例埼玉県議会で、自民党の日下部伸三議員が「バカでもチョンでもできる」と発言したことが、物議を醸している。
これは、少子化対策について発言したもので、「子育て応援行動計画の少子化対策の費用対効果について(中略)、様々なデータで相関係数を出して傾向を見るのが統計学の手法」と述べた後に、この「バカでもチョンでもできる」という発言が飛び出したという。そもそも、この話の流れから「バカでもチョンでもできる」と言う必要性があったのか…
日下部議員は、直ぐに「不適切な発言でした」と撤回しているが、メディアの取材に対しては「撤回したので問題はないのではないか」と開き直りともとれるようなコメントをしているという。これを受けて、自民県議団の小島信昭団長が「発言をよく考えてほしい」と注意を促したと話している。
これが、都議会選にどう影響を及ぼすのか…
政治家失言・放言大全 問題発言の戦後史
世間の反応は、賛否両論
「バカチョン」は差別用語ではない
肯定派からは、「かつては、朝鮮人の子供を普通にチョンと呼んでいた」、「侮蔑する意味ではなく、親しみを込めて使っていた」などのコメントや、「バカと同じよな感覚で使う言葉であり、差別用語ではない」という主張もされている。
あくまで、「個人」の見解…
【New!】谷垣禎一氏、街頭演説で朝鮮人差別の表現 後に陳謝し撤回 http://t.co/CUEmzo1qqq pic.twitter.com/yYxWV8YVui
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2015年4月3日
出典:ハフポスト日本版ツイッターより
2年前、自民・谷垣禎一前幹事長が「ばかだチョンだというようなことを維新は言っている」と発言したことが問題視されていたが、その際にも、「これは差別語なのか?」と疑問を投げかける人や、「差別用語じゃないのに、差別用語に結び付けられた言葉」などの意見が寄せられていた。
一方
明確な「差別用語」です
当然、「チョン」は差別用語だと指摘する人もいる。
最新 差別語・不快語
ウィキペディアによると、チョンとは「まともでは無いもの、間の抜けたものや頭の悪い人物を嘲る言葉」という意味で使われると記載されている。当時の朝鮮人を「見下して呼ぶときにも使っていた」という説もあり、やはり、あまり良い意味では使われていないことが分かる。
中には「朝鮮人に面と向かっては言えない言葉であるというのが、それ(悪い意味で使われていること)を証明しているのではないか」という、独自の見解を述べる人も。
大嫌韓時代
日下部議員の「チョン」発言については、こうして擁護する側と、批判する人との論争(?)が繰り広げられているが…
差別用語は時代と共に変化する
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「昔は当たり前に使われていた」言葉も、いつの間にか「差別発言」とされているものも多い。
日テレ番組がアイドルの「ロンパリ」発言を謝罪 言葉の意味を取り違えていたのでは? http://t.co/zCzvJ9DxbE
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2013年6月27日
出典:J-CASTニュースツイッターより
たとえば、斜視を例えた「ロンパリ」や、障害者の方を示す「身障」、LGBT支援者が増えた昨今では、「オカマ」や「ホモ」ですら差別用語として扱われる。
また、「放送コード」の制限もかなり厳しくなっている。90年代初期までは、バラエティ番組などで胸を出すこともアリとされていたが、90年代後半からは深夜番組でさえNGに。ドラマでも、今では地上波で放送するのは難しいような「差別発言」や過激なシーンが90年代前期までは登場していたが、昨今のドラマは規制だらけで作られている。
映像については、「放送番組審議会」が決定するものもあるが、「差別発言」については、「何年何月何日からこの言葉は使えなくなりました」と発表されるわけではないので、その時代の空気を読み取って、使い分けなければいけない。
差別用語の基礎知識〈’99〉―何が差別語・差別表現か?
「昔のおじさん」と呼ばれる政治家たちが、こういった問題発言をウッカリ漏らしてしまうのも、仕方ないといえば仕方ないのかもしれない…
過敏になり過ぎ?
日下部議員の「バカチョン」発言や、報道番組のコメントなど、二階俊博幹事長が言っていたように、「一行でも悪いところがあったらすぐ首を取れ」という風潮が強まっている。こうして、メディアや視聴者が「過敏になり過ぎている」ことで、面白い番組がなくなったり、質の高いアーティストが出てこなくなったという指摘もされている。
小倉キャスター、二階氏のメディア批判に「たった一行でも絶対に言ってはいけない言葉がある」 https://t.co/o7Xos6WdQN #芸能ニュース #スポーツ新聞 pic.twitter.com/zgIkpW5HyI
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年4月27日
ただ、政治家という立場なら話は別で、小倉氏の言うとおり、「たった一行でも」絶対に言ってはいけない言葉がある。谷垣氏の問題もあったことから、「バカでもチョンでも」という発言は、するべきではなかっただろう…
そもそも「チョン」を使わなかったとしても、「バカでもできる」の時点でアウト…のようにも思える。
時代遅れの政治家は切り捨てられる
出典:ANNnewsCH
今年4月に行われた二階派のパーティーで、東日本大震災を巡り「あっちの方(東北)だったから良かった」などと発言したことが大きな波紋となり、辞任の意向を固めた今村雅弘復興相。
これも、十数年前までは、メディアに圧力をかければねじふせられた…かも(?)しれないが、今はツイッターなどで個々の意見が発信できるようになり、「世間はそう思っていないよ」ということを、誰もが知れる時代になった。
彼らが政治家になった頃とは、時代が大きく動いている。
石原慎太郎妄言録
意味不明と叩かれた石原慎太郎元都知事の弁明も、メディアの書き方やネットに寄せられた批判など「世間の空気」が、あの「レジェンド」さえも「ただの老害」扱いとさせた。「平成」ですら終わるというのに、いつまでも「昭和気分」で居座り続ける政治家たちは、時代の流れを読み取って発言をしたり、政治活動をしなければ、切り捨てられていく…
「都議会のドン」内田茂氏が引退へ 小池百合子知事に大敗で今夏都議選の出馬断念 – 産経ニュース https://t.co/o3UHXKOfYa 2017-02-08 10:07:08
— GoogleNews 政治 (@googlenews_pol) 2017年2月8日
あの頃のまま「俺様の時代」ではいられない。時代に馴染み、ついていくということは、本当に大変だ…
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