【日本人初】に疑問…陸上・サニブラウン選手の快挙に「日本人じゃないから」人種差別的発言も

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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「純」に拘る人も…
 

サニブラウン選手、世界選手権出場

 


26日(月)、8月に行われる「世界選手権」の代表選手が発表され、「日本人初の9秒台」が期待されている、大注目のサニブラウン・ハキーム選手が会見に登場した。
 
サニブラウン選手は、先日行われた「日本選手権」の男子100メートル(24日)、男子200メートル(25日)で優勝し、2冠を達成した期待の新生。200メートルでは、自己ベストの20秒32を叩き出した。世界陸上では、「世界記録更新」を目標として掲げ、今大会で引退を表明しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)選手との対戦についても意欲をみせた。
 
世界の舞台で大活躍することが期待されている、サニブラウン選手。しかし、この快挙と期待に、水を差すようなつぶやきが投稿されている…
 

〈10秒00の壁〉を破れ! 陸上男子100m 若きアスリートたちの挑戦 (世の中への扉)

 

日本人じゃないからなぁ…

 
それは、サニブラウン選手が「明らかに“日本人選手”ではない」というもの…
 

「サニブラウンさんって日本人?」
「日本人におもえないんだけど…」
「もはや日本人じゃないじゃん」
「日本最速とか言うのやめなよ…」
出典:ツイッターより

 
中には、「海外の選手について紹介しているだけかと思った」というつぶやきもある…
 


サニブラウン選手は、ガーナ人の父親と日本人の母親を両親に持つハーフだが、福岡県出身、東京都在住の「日本国籍」をもつ日本人。仮に男子100メートルで「9秒台」を出したとすれば、「日本人初の9秒台」ということになるが、この「日本人初」ということに「違和感がある」、「しっくりこない」などのつぶやきが殺到している…
 

ウサイン・ボルト自伝

 

ケンブリッジ飛鳥選手も…

 
同陸上界のホープ、ケンブリッジ飛鳥選手についても、「日本人記録と言われても…」など、腑に落ちないようなコメントが寄せられている。
 


出典:Nike+ Run Clubツイッターより

ケンブリッジ選手も、ジャマイカ人の父と日本人の母を持つハーフ。ジャマイカで生まれたが、2歳の時に日本の大阪に移住し、22年間(現24歳)は日本で過ごした「日本国籍」の日本人だ。
 
「リオ五輪」ではアンカーを務め、ウサイン・ボルト選手と並んで走ったケンブリッジ選手だが、この時も「これで銀メダルとっても、日本スゴい!ってならないよね」などのコメントが、一部の視聴者から寄せられていた。
 

Number9/9特別増刊号 五輪総力特集「熱狂のリオ」

 
ここ最近では、女子テニス界の期待の新生、大阪なおみ選手の快挙ついても、「大阪なおみ選手は凄いんだけど、日本人の快挙と言われてもしっくりこない」など、同様のツイートが投稿されていた。「純日本人」に拘る視聴者が、それだけいるということか。
 
それが明るみになったのが…
 

稀勢の里の横綱昇進

 


白鵬や日馬富士など、モンゴル人ばかりが活躍する相撲界に、およそ19年ぶりの「日本人横綱」が誕生した、今年1月。稀勢の里の横綱昇進には、日本中が沸きあがり、稀勢フィーバーが巻き起こった。
 
これほどの騒ぎになったのは、稀勢の里が「純日本人」だからだろう。
 

ジャポニカ学習帳 相撲 第72代横綱・稀勢の里

 
陸上や相撲のみならず、スポーツ界にはハーフ選手、もしくは外国人選手がたくさんいるが、野球やサッカーなどの団体スポーツではなく、「個人競技」については、ハーフや外国人選手の「日本人初記録」に、違和感を感じている人が多い。
 

そんなこと言ったらアメリカなんて…

 

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「ほとんどが外人」もしくは「ハーフ選手」ではないか、という指摘も…
 

出典:Olympicより

 
「リオ男子400メートルリレー」決勝で失格となったアメリカ代表の4人も、「純アメリカ人」とされる選手は1人もいない。そもそも、アメリカは様々な民族が集まってできた国であり、「純アメリカ人」というものが存在するのか、という疑問もあるが…
 
いわゆる「白人」とされる選手は1人もいない。
 

出典:1tvDanceより

 
また、日本でも高い人気を誇る「フィギュアスケート界」でも、アメリカで活躍している選手に、中国人のネイサン・チェン選手や、長洲未来選手がいる。アメリカ人も日本と同じように、「アメリカ人じゃないから」という理由で、彼らの功績に納得がいかない、とつぶやく人がいるのだろうか…
 

人種差別ではない

 
サニブラウン選手の活躍について、こう断言した上で「日本人初は納得がいかない」とつぶやく人もいる。
 


出典:アントニー (マテンロウ)ツイッターより

お笑い芸人のアントニーは、父親がアメリカ人で母親が日本人のハーフ。彼や、その他のハーフ芸人、ハーフモデルなどに対して、人種差別的な理由でバッシングする人は、たしかにいない。
 
「スポーツの記録」だから、そこは拘りたいということなのだろう…
 
「納得がいかない」という人の意見をまとめると、サニブラウン選手、ケンブリッジ選手が9秒代を出せば「日本人初の9秒代」にはなるが、「純日本人遺伝子」の選手が出さなければ、本当の意味での「日本選手初」ではないということを、訴えたい(?)という。
 
これは「人種差別」ということではなく…
 

世界の国歌 キング・スーパー・ツイン・シリーズ 2016

 
また、サニブラウン選手やケンブリッジ飛鳥選手の実力については「すばらしい」と絶賛した上で、「やはり、“純粋な日本人”では世界に通用しないのか」と分析する陸上ファンもいた。
 

出典:NHKより

 
もちろん、今後「純日本人」として9秒台を叩き出す選手も出てくるかもしれないが…
 

それでも「9秒台」には期待

 
サニブラウン選手が9秒台を出したとして、その時あなたは「日本人初の9秒台だ!」と共感できるのか?
 

出典:Japan sports TVより

 
こういった意見も寄せられているが、それでも「日本人初の9秒台」には期待したいし、共感ではなくとも、絶賛はするだろう。彼は日本で育った「日本国籍」の日本人であり、「日本人初の記録」と報じられることは、間違いではない。中には「差別的発言」をする人もいたが、そう感じたとしても、どうか「発信」せず、心の中に留めておいてほしい…
 

出典:KyodoNewsより

 
サニブラウン選手は、今年の秋からフロリダの大学に進学することを発表している。今夏(8月4日~13日)、ロンドンで行われる「世界選手権」で、留学前に「9秒台」を叩き出してくれることを期待したい。
 

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