「誰だオカマは」埼玉・蕨市の小学校教師が性差別発言「LGBT」は受け入れられているのか?

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

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「教師失格」との声も…
 

「誰だオカマは」発言で学校が謝罪

 


埼玉県蕨市の小学校で、男性教師が差別的発言をしたことが波紋を広げている。
 
今月12日、社会の授業中に男性教師が「オカマがいるのか、誰だオカマは」と発言し、その発言を受けてこのクラスに在籍していたLGBTの児童が保護者に相談、学校側に抗議した。
 
学校と男性教諭は、LGBTの児童と保護者に謝罪したそうだが、「謝って済む問題ではない」など、批判が殺到している。
 

悪気はなかった…

 
男性教師が「誰だオカマは」などと発言したのは、LGBTの生徒に対してではなく、他の男子児童に向けられたもの。この生徒は、女性の声を真似て教科書を音読していたそうで、それに対しての「注意」だったという。
 
つまり、「悪気はなかった」ということを訴えたいのだろう…
 

LGBTってなんだろう?–からだの性・こころの性・好きになる性

 
しかし、「ふざけないで」と一喝すればいいものを、「オカマがいるのか、誰だオカマは」など、差別的発言をあえてする必要があったのか、という疑問が残る。「注意しようと不用意に発言してしまった」と釈明しているそうだが、不用意にも程がある。
 
もちろん、この男性教諭…
 

LGBTの児童がいることは把握している

 
この生徒は、入学当初から自身がLGBTであることを学校に伝えていたという。一部のクラスメイトだけではなく、教師やクラスメイト全員がそのことを把握していたということ。
 

先生と親のための LGBTガイド: もしあなたがカミングアウトされたなら

 
男性教師は、このクラスの「担任」ではなかったそうだが、この生徒がLGBTということは、当然把握している。にもかかわらず、配慮のないこの発言は如何なものか。訴えた保護者も「知った上での発言なら、特に問題」と毎日新聞の取材に話しているという。
 
例え、LGBTの児童がいることを把握していなかったとしても、教師としてはあるまじき発言…
 

教師失格、即解雇でいい

 
報道について、怒りを露わにしたつぶやきが続々と投稿されている。
 

「教師の発言とは思えない」
「オカマ自体が差別用語でしょ」
「明らかに時代は変わったのに…」
「こんな奴は教師の資格なし」
出典:ツイッターより

 
中には、「こんな教師は即解雇でいいと思う」、「顔と名前を出して全国のLGBTに謝れ」などの行き過ぎた批判もあったが、それだけこの「オカマ」発言には怒りを感じているということだろう。
 

思春期の子供には残酷すぎる…

 

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男性教師が問題発言をしたのは、まさに思春期まっただ中の小学5年生のクラスだったそう。多感な時期に、クラスメイトの前で「オカマ」発言をされれば、相当傷つくだろう。しかも、生徒ではなく「教師」に…
 

LGBTサポートブック: 学校・病院で必ず役立つ

 
今回は、こうして全国ニュースになるほどの問題になったから良かったが、ただの笑い話で流されていたら、「オカマは誰だ」などの発言を真似する生徒がいたかもしれない。
 
こうして…
 

「いじめ」に繋がる

 
子供同士は、悪気もなく残酷なことを言ったりやったりするので、この「教師の一言」がいじめに繋がっていた可能性も、ないとはいえない。
 


子供同士でも、当然「いじめ」はいけないことだが、教師がいじめにつながるようなことを言ったり、いじめを知っていて止めなかったり、ましてや、生徒と一緒になっていじめをしていたなんて、問題外。
 
この男性教師の発言について、「自分も小学校や高校で教師にいわれたことがある」、「他人に言われると本当に傷つく」、「こういうイジり方をする時は傷つかないようにしないとだめ」など、LGBTと思われる方からのつぶやきも見られた。
 
「この子に言ったわけじゃないでしょ」という指摘もあったが、言われた側からすると、発言したこと自体が問題であって、その理由については関係ないということだ…
 

LGBT法律相談対応ガイド

 

LGBTは受け入れられているのか?

 
これまでは「隠さないといけないこと」のように扱われていたLGBTも、今や子供たちもその言葉を耳にしているほど、認知度は高まっている。
 


この記事では、小学生がセクシュアル・マイノリティの祭典「東京レインボープライド」に参加し、記者として取材した内容が綴られている。
 
パレードが行われた渋谷区では、同性愛者の「パートナーシップ証明書」が交付されるようになったり、LGBTの方たちが働きやすい職場環境を作ろうと、大手企業が取り組みを行ったりしている。
 

職場のLGBT読本:「ありのままの自分」で働ける環境を目指して

 
今回の問題についても、こうして全国的なニュースになるなんて、昔では考えられなかった。教師が「オカマ」という発言をすること自体、誰も「問題」だとは思わなかっただろう。LGBTの方たちの懸命な取り組みにより、数年前よりは暮らしやすい環境にはなったと思われるが…
 

偏見はなくならない

 
この男性教諭の発言については、「許せない、あり得ない」という否定的な意見が圧倒的に多かったが、中には「オカマくらいで大袈裟な…」、「俺はやっぱり無理だわ」などのコメントも、わずかながらみられた。
 
「オカマくらいで大袈裟な」はともかく、「俺はやっぱり無理だ」という「生理的な理由」で受け入れられない人がいることは、仕方ないだろう。
 


全ての人に「LGBTを受け入れろ」と強制することはできない…
 
ただ、笑いのネタにしてみたり、嫌悪感を露わにする必要はない。受け入れられないなら、相手を傷つけないよう、上手く関わらないようにするくらいの配慮はするべきだろう。
 
この男性教師は、悪気があって「オカマ」発言をしたわけではないようで、いじめを見過ごしたり、一緒になっていじめたり、生徒にわいせつ行為をする変態教師に比べたら「悪質」とは言えないが、自分の発言ひとつで生徒が深く傷つくことがあることは、意識しなければいけない。
 
LGBTの方たちが、何の違和感もなく生活できる日は来るのだろうか…
 

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