こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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この報道に慣れてはいけない…
仙台市の中学校で生徒が自殺
【仙台中2自殺 いじめはずっと】仙台市の中2男子生徒が自殺した問題で、遺族関係者は「いじめはずっと続いていた」。校長は「双方を指導して解消」と強調。 https://t.co/7YHOEJ5YFE
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年5月1日
出典:Yahoo!ニュースツイッターより
先月26日(水)、宮城県仙台市青葉区の中学校で、中2の男子生徒(13)がいじめにより自殺した問題が、波紋を広げている。
前日の29日(土)、「トラブルはあったが解消した」と校長が説明していたが、男子生徒の遺族は「トラブルが解消した事実はない」と証言し、「いじめはずっと続いていた」と訴えている。
食い違う両者の意見。真相は明らかになっていないが…
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか
学校側の対応に批判殺到
中には、こんな暴言も…
「学校組織の隠蔽体質」
「見解が食い違っている事が問題」
「今回も学校の対応が後手後手」
出典:ツイッターより
その他にも、「面倒なことに首を突っ込みたくないだけでしょ」、「適当にあしらっている感じがする」などの批判が殺到している。
「現在調査中」ということなので、学校側がいじめを隠ぺいしている、適当にあしらっているとは断定できないが、遺族との意見の食い違いから、そういう印象を与えてしまうのは仕方ない…
完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ
どんないじめを受けていたのか?
報道によると、自殺した男子生徒は、机に「死ね」と書かれたり、「臭い」などの悪口を言われたり、物を投げられたりしていたという。
昨年11月に実施したいじめについてのアンケートの中には、「複数の生徒からからかわれていた場面を見た」と書かれたものがあったそうで、自殺した男子生徒が、集団によるいじめを受けていた可能性が高いと報じられている。
<仙台中学生自殺>同級生らに悲しみ広がる | 河北新報オンラインニュース https://t.co/cgiMRL3Zbk @kahoku_shimpoさんから
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年5月1日
仙台市では、2014年9月に泉区の中学1年生の男子生徒が、2016年2月には、同じ泉区の中学2年生の男子生徒が、いじめにより自殺し、この3年間でいじめによる自殺者を3人も出している。市や学校が再発防止をしてきたそうだが、結局、同じ悲劇を繰り返してしまった…
男子生徒の保護者は「何があったのか正直に説明してほしい」と訴えているそうだが、亡くなった本人以外の教師(学校)や同級生たちが、「正直に説明」してくれるだろうか…
そもそも、加害者(いじめた側)は誰なのか。当事者が明らかになったとすれば…
いじめない力、いじめられない力 60の“脱いじめ”トレーニング付
学校名やいじめた生徒の名前も公表を
「そうでもしないといじめはなくならない」という理由から、対応の悪い学校や、いじめた生徒の実名などを出すべきだという意見が寄せられている。
少年犯罪についても、海外のように名前や顔を容赦なく報道するよう、法改善を求める声が届いているが、日本でこれらが認められることはないだろう…
【因果応報】暁星高校・刺傷事件「いじめた側はいつか殺られる」ネットには名前も顔も残る時代… https://t.co/dyJ94asvKW#暁星高校 ,#刺傷事件,#いじめ ,#校内暴力,#高校生 ,#名門,#ニュース pic.twitter.com/bjqh2W3iGa
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2016年10月18日
ただ、同校の生徒が「こいつ(ら)がイジメたらしい」とSNSなどに名前や写真を投稿してしまう可能性はある。報道では守られても、ネット社会になった今、犯人の個人情報は容赦なく公表されるので、「少年法」はほぼ無意味といっていい。
戒めにはなるだろうが、名前や顔を公開したり、いじめの問題について指導したところで、彼らがいじめることを止めるのか?
指導しても解決しない…
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この年代の子供たちに、「いじめはダメです、絶対にやめましょう」と教えても、全員が「はい、わかりました」とは絶対にならない。特に、悪質ないじめをしている生徒は聞く耳すら持たないだろう…
【ブログ】仙台市中2 #いじめ自殺 全ての大人に考えてほしいことhttps://t.co/g2PQoUBjJv
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2017年4月30日
出典:ハフポスト日本版ツイッターより
この記事には、電通の女性社員が過労自殺した件と重ね合わせ、「社会の働き方は大きく変わろうとしている」と書かれているが、思春期の子供と、社会人の感覚や価値観を、同じにとらえてはいけない。あの年代の子供たちは、もっと残酷だ…
そうなると、いじめが発覚した後の「大人たちの対応」に全てがかかっているわけだが…
いじめのある世界に生きる君たちへ – いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉
教師にも解決を求めてはいけない…
これまでにも、様々ないじめの問題が発覚し、中には今回のように自殺してしまった生徒もいたが、その都度、学校の対応には批判が殺到していた。しかし、何年経っても改善はされず、学校や教師の質は、上がるどころか下がる一方
もはや、教師(学校)に解決を期待して、相談すること自体、無意味なのかもしれない…
一宮市浅井中学校3年の男子自殺「担任のいじめなかった」説明一転で「顔を出して謝れ」 https://t.co/7ZMTFTvveV#一宮市 ,#浅井中学校 ,#いじめ ,#担任
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年2月14日
中には、教える側の教師が、生徒をいじめていたなんてケースもある。
もちろん、生徒に信頼されていて、いじめの問題を真剣に取り組み、実際に生徒にいじめを止めさせた教師もいるかと思われるが、そんな教師に出会えることは、例外中の例外。「先生たちは助けてくれない」と諦めていた方が、いいのかもしれない…
では、いじめられた場合、どう解決すればいいのか?
いじめから脱出しよう!: 自分をまもる方法12か月分 (教育単行本)
学校に行かなくてもいい
そう教えてしまうと、甘ったれたダメな大人になってしまう、という意見もあるが、たとえニート体質のどうしようもない大人になっても、生きてさえいれば何とかなる…
教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために
学校に行かないという選択をし、大人になって立派な社会人になった人もたくさんいる。「いじめに負けるな」ではなく、「いざとなったら、こういう方法もあるよ」ということも、ちゃんと教えてあげるべきではないだろうか。
また、「死人に口なし」をいいことに、学校(教諭)もいじめた生徒も、自分に都合のいいように話すことも考えられる。
「いじめと判断していない」ふざけるな…
自殺した男子生徒は、明るく元気でムードメーカー的な存在だったそうだが、もしかしたら、「いじめられるような子じゃなかったから、本人にも問題があったのでは?」というような言い方をされてしまうかもしれない。
死んでしまったら、自分が訴えたかった真実を明かせないどころか、悪者扱いにされることも…
そんな気力もなくなってしまったから、死ぬことを選んでしまうのかもしれないが、這ってでも生きて、いじめた生徒たちを世間の晒し物にするくらいの気持ちで、なんとか立ちあがってほしい。
そして、いじめた側は、自分のせいで命が絶たれたという事の重大さに気づき、これから一生、「自分が自殺に追い込んでしまった」という負い目を感じながら、生きていくことになる。
それはそれで、かなり辛い人生になるだろう…
追記:5月19日
教師2人が生徒に体罰を加えていた
仙台市:自殺の中2に教員2人が体罰 口にガムテープ – 毎日新聞 https://t.co/Ca0RYl09j1
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年5月19日
19日(金)、市教育委員会の報告で、学校の教員2人が自殺した生徒に体罰を加えていたとことが分かった。ネット上には、教師への批判が殺到している。
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