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【危機タイムズ】です。
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犯人は、逃走中…
横浜市営地下鉄の車両に落書き相次ぐ
横浜市営地下鉄の車両 落書き被害相次ぐ(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/StImGlOotz #Yahooニュース
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2017年2月21日
神奈川県横浜市の地下鉄2か所で車両に落書きがされているのが見つかり、警察が器物損壊の疑いなどで捜査中。
事件が発覚したのは、昨日20日(月)。1か所目は、市営地下鉄ブルーラインのセンター北駅(都筑区)、2か所目は、横浜市港南区にある同市営地下鉄ブルーラインの車両基地である、上永谷車両基地。センター北駅で落書きが発見されたのは午前1時頃、上永谷車両基地で発見されたのは、その5時間後の午前6時頃。同日深夜、同じ市内での事件ということから、おそらく犯人は同一人物(もしくはグループ)であることが予想される。
いったい、誰がこんなことを…
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犯人の年齢や性別を予想
報道によると、先頭車両の側面にはアルファベットの文字、正面には白いスプレーで落書きがされている。
これは、いわゆる「グラフィティ」と呼ばれるもので、70年代にアメリカ・ニューヨークでストリートアーティストが、外壁や電車などに落書きをしたことから広まったもの。1983年には『WILD STYLE』というタイトルで映画化され、ヒップホップ・カルチャーを広めるキッカケになった。
もしかすると、犯人の年齢は、グラフィティやヒップホップに影響を受けた世代、30代後半~40代半ばあたり…かもしれない。そうだとすれば、「いい大人が何をやっているんだ!」と、批判が殺到するだろう。もちろん、10代、20代でもそれは同じこと。「若気の至り」で済まされる問題ではない…
センター北駅では、防犯カメラに「不審な男」が映っていたそうで、犯人はおそらく男性。見張り役やスプレーなど荷物を運ぶことを考えると、単体ではなく複数での犯行ということも考えられる。
「外国人観光客」という可能性も…
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昨年末、こんなニュースが報じられたのをご存じだろうか?
これは、外国人観光客が、地下鉄の車両や施設の壁などに落書きをした動画をYouTubeにアップしたもの。おそらく、そのまま帰国してしまい逮捕には至っていない。こういった事件が起きたばかりということもあり、今回の事件も、もしかしたら日本に来ている外国人観光客の仕業という可能性も…
マナーを守って観光をしている、他の外国人にとってはいい迷惑だ。
今回の横浜市営地下鉄の事件が、外国人観光客によるものか、地方の日本人観光客か、横浜市の地元住民なのかは分からないが、逮捕されれば「前科」がつくだけではなく、こういった心配も…
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賠償金請求額がヤバい!?
以前、JR西日本の電車のガラスに落書きしたとして、器物損壊容疑で書類送検された大学生に対し、数百万円の損害賠償を請求したという事例がある。具体的な金額は明記されていないが、百万円以上ということは確かだろう。
幸い、事件が発覚したのが午前1時~6時の電車が運休している時間帯で、ダイヤに乱れはなかったようだが、遅延賠償金はないとしても、落書きが完全に消せないとすれば、車両ごと交換しなければならない。それが車両2台分となれば、相当の損害賠償請求をされるのではないだろうか…?
また、横浜市営地下鉄では2016年にも川和町駅で同様の被害が起きている。これも同一犯によるものだとすれば、一生掛かっても返済できない賠償金を背負って生きていくことになるかもしれない…
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せっかくの「良い作品」も台無し…
事件が起きた横浜市は、本牧や元町など、クラブも盛んでヒップホップ・カルチャーが根付いている。
以前は、桜木町から横浜駅にかけて、国道16号線の壁に延々と続くグラフィティが描かれていた。しかし、2000年代後半には、老朽化した高架下の安全性を高めるため、補強工事により無くなってしまっている。
桜木町・高架下壁面のウォールアートは市に許可を得て描かれたもので、今回の事件のような落書きとは違う。しかし、こういった事件が起きてしまうと、グラフィティそのものが「悪いもの」だと世間に浸透してしまう。
真剣にアーティスト活動している人にとっては、大迷惑だ…
今回、電車に落書きをした犯人が、「これは落書きじゃない、アートだ!」と主張するならば、ルールを守って描くべきだろう。許可なく電車や壁面に落書きをするのは、アートではなく落書き、そして犯罪…
もし、「とんでもないことをしてしまった」と反省しているなら、早々に自首して出直し、真のアーティストとして生まれ変わってほしい…
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