JASRAC(ジャスラック) に対してのツイート、宇多田ヒカルに批判も…

 
 
こんにちわ
【危機タイムズ】です。
 

スポンサーリンク


 
波紋を広げている…
 

宇多田ヒカルのコメントが話題

 


出典:宇多田ヒカルツイッターより

ジャスラック(JASRAC)が、音楽教室での演奏について「著作権」を求める方針を明らかにしたことに対し、歌手の宇多田ヒカルがつぶやいた内容が、大きな話題になっている。
 

「JASRACはそれを赦しません、最悪です」
「宇多田ヒカル、かっこいいね!」
「謙虚なメッセージ!他のミュージシャンに聞かせたい」
「器がデカイ!太っ腹!」
出典:宇多田ヒカルツイッターより

 
宇多田ヒカルのコメントを受け、さらに「拝金主義」が明るみになってしまったJASRAC。「ジャスラック」と検索ワードにかけてみると
 
・ジャスラック ヤクザ
・ジャスラック クズ
・ジャスラック 雅楽
 
こういった検索ワードが上位に並ぶ。「雅楽」…?
 

JASRACに告ぐ
 

「雅楽」演奏で著作権料徴収

 
これは、およそ4年前の2012年12月、日本の伝統芸能「雅楽」を演奏したら、JASRACから著作権料を求められたと、演奏家の岩佐堅志氏がツイッターでつぶやいたことが話題になったもの。
 

 
「雅楽」とは…
 

日本古来の歌と舞、古代のアジア大陸から伝来した器楽と舞が日本化したものおよびその影響を受けて新しくできた歌の総体で、ほぼ10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成した日本の最も古い古典音楽でもあります。
出典:いちひめ雅楽会より

 
つまり、およそ千年前の楽曲(音楽)に対しても、著作権を支払えということ…
 
文化庁によると、古来より伝わるものは「著作権保護期間」から外れているとする。著作権は、作品が作られた時点で発生し、著作者の死後50年まで存続するものと規定されている(著作権法51条2項)。
 

 
法律に照らし合わせても、この徴収はされるべきものなのか?と、疑問を感じるのも当然だ。疑問というか、ハッキリ「千年前の楽曲に著作権はありません」と、岩佐氏は断言している。
 
この件については、JASRACが間違いだったと謝罪の電話を岩佐氏にして解決に至ったようだが、今回の音楽教室に対しての徴収について
 


出典:岩佐堅志ツイッターより

「5年経っても全く変わってないな~」、「JASRAC、ブレないね~(笑)」と、皮肉たっぷりにつぶやいた。
 
では…
 

JASRACが「絶対悪」なのか?

 
誰に聞いても良いイメージがない、JASRAC。何に対しても細かく使用料を徴収する、とんでもないヤクザ会社だ、という意見が圧倒的多数を占める
 
が…
 
JASRACの存在意義がまったく無意味で、ただ金を徴収するだけの会社かというと、当然そうではない。アーティストから著作権の移転を受け、著作権を保有した上で、作品を不正に利用されないよう管理し、使用される場合は希望者に対して利用許諾を行ってくれる。
 
また、利用者から徴収する使用料は、管理手数料を控除して、アーティストに分配される。つまり、アーティストにとっても「使用料」が支払われるわけだから、メリットは当然あるわけだ。
 

 
ゴールデンボンバーの「女々しくて」は、2013年にカラオケなどの著作権使用料の分配額が国内最多となり、翌2014年に「JASRAC賞」を受賞している。JASRACが使用料を徴収してくれたお陰で(?)、彼らも相当稼いだのではないだろうか。
 
今回の「音楽教室」での使用料や、「雅楽」については批判されても当然だが、JASRACが行っていること全てが悪いということではない。もちろん、それを理解している人もいるだろうが…
 
JASRACとは対照的に、宇多田ヒカルには「神対応」、「今後の音楽業界に希望を与えた」など、絶賛の声が寄せられているが
 
一部からは…
 

宇多田ヒカルは儲けてるから言えること

 

スポンサーリンク


 
こういった意見も寄せられている。
 


宇多田ヒカルがいかに売れたアーティストかというのは、周知の事実。1998年のデビューから活動休止するまでの2010年まで、5枚のアルバム全てがミリオンを獲得し、シングル曲も全てTOP10入りし売れに売れた。
 
そして、2016年。8年ぶりにリリースした6枚目のアルバム『Fantôme』も、この音楽不況の中でミリオンを突破し、あらためてアーティストとしての凄さとその人気を物語った。売上のみならず、ブランクをまったく感じさせない、すばらしい内容だ。
 

 
彼女の資産がどのくらいあるのかは明らかになっていないが、我々の想像を絶する額であることは、間違いない…
 
これまでの功績から、今回の発言に対して「それは、金銭的に余裕があるアーティストが言えること」という意見が寄せられている。この意見に対してもまた、「宇多田が訴えたいのは、そういうのじゃない」と批判が集まり、議論を交わしている状況。
 


出典:アノニマス ポストツイッターより

最も多く寄せられたのは、「作った本人がそう言っているんだから認めるべき」という意見だが、一例を認めれば、他のアーティストにも波及する可能性がある。
 
それぞれが選択できる形になれば、それが一番良いのだろうが、そうなったとすれば、「私は徴収します」というアーティストには批判が殺到するだろう。
 
今回は、JASRACへの直接的な訴えではなく、「私の曲なら、学校での使用は許可していいのに」と、個人の意見をつぶやいただけだと思うが、例えば、宇多田ヒカルがまったく売れなくなり、何かの手違いで大借金を抱え、それでも子供を育てていかなければいけない状況なら、そうも言っていらなくなるかもしれない。極端な想定ではあるが…
 

音楽の未来を信じてるから…

 
冷静に分析する視聴者からは、「金銭的に余裕があるからだろう」ということだけではなく、「それが嫌ならJASRACとの契約を破棄して、別の団体か自分で楽曲管理すればいい」という、厳しい意見も寄せられている。
 
これに対して、宇多田ヒカルと共にツイッターで「私も使用料をもらいたいと思ったことなどない」とツイートした、作詞家の及川眠子も、このようなコメントを投稿している。
 


彼女たちがこういったことを訴えるのは、「音楽の未来を信じてるから」…
 
アーティストの意見が常に優先され、音楽業界全体が商業主義にならなくなれば、たしかに素晴らしい作品が生まれるようになるかもしれない。
 
しかし、アーティストは儲けに対して無頓着になりがちだが、レコード会社やジャスラックのような協会は、少しでも多く徴収したいと思うのは当然。アーティストあっての「儲け」だが、「儲け」があってこそ、アーティスト活動ができるということも、忘れてはならない…
 
そして、「著作権料」については、アーティストや協会だけでなく、我々リスナーも見なおす必要がある…
 

 
「JASRACは音楽文化発展を阻害する」なんて正義感に溢れたコメントも見られたが、彼らはCDをきちんと定価で購入しているのだろうか?視聴だけで済ませていないか?不正にダウンロードしたり、友人から又貸しして複製したりしていないだろうか…?
 
「著作権料」とは少し問題がズレるが、音楽業界全体が「少しでも徴収しよう」としているのは、「曲が売れない時代になったから」ということも理由として挙げられる。
 

出典:http://kaboompics.com

 
我々ができることは、JASRACに対して批判することではなく、音楽をきちんとした形で購入すること。セールスが見込めれば、徴収の仕方も見直され、アーティストの意見も受け入れられやすい環境になるかもしれない。
 

スポンサーリンク


 

あわせて読みたい