こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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あなたの見解は…?
『カジノ法案』可決で日本の経済は潤うのか!?
カジノ法、賛成多数で可決・成立 https://t.co/3pi8ONjsLM
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2016年12月14日
15日(木)、衆院本会議で賛成多数にて可決、成立した『カジノ法案』。以降、様々な視点から、この『カジノ法案』が問題視されたり、「経済効果」を期待する声もあったり、大騒ぎしている議員もいたり…
何かと話題の(?)参議院議員・山本太郎氏が、このように熱弁し、異議を唱えたようだが、「反対」している国民がどれだけいるかというと、ネットに投稿されたコメントなどを見る限り、そう多いという印象は受けない。
怒り狂っているのは、一部の「アンチ・ギャンブル」だけ
あとは、「さほど興味・関心がない」という感じだ…
また、一部からは「賛成」する声も挙がっていて、明確な理由も述べている。
海外のケースでみると、「カジノ」を開設しても「周囲の治安が悪くなった」ケースはないとのこと。総理や都知事など、トップの人たちが反対しないのも、「経済効果」だけでなく、その他の問題も考慮して、「問題ないだろう」と判断したから…
かも、しれないが
彼らも黙ってはいない…
山本太郎ブログアップしました!
『カジノで大もうけ!?』
⇒ https://t.co/9cPpT04pPw#アメブロ— 山本太郎事務所・広報 (@taro_koho) 2016年12月2日
長文にわたりブログに綴った、「カジノ法案反対意見」。その中にも書かれていたが、法案が可決されて以降、報道番組などでも取り上げられるのは、「治安の悪化」ではなく、この問題だ…
日本版カジノのすべて しくみ、経済効果からビジネス、統合型リゾートまで
「ギャンブル依存症」たちは大丈夫なのか?
パチンコ屋や競馬場などに入りびたり、多額の借金をしてまで「ギャンブル」をし続ける依存者たち。その中には、働かず、賭け事で生活費を賄おうとし、失敗の繰り返しで、積み重なった額は「数千万」に上るという人もいるという…
ギャンブル依存症 (角川新書)
「依存者は、日本人の20人に1人」
これが事実だとすれば、問題視されるのも当然である…
と、言いたいところだが
「カジノ」が日本に作られたところで、既存の「ギャンブル依存症」たちが、ここに遊びに来るだろうか?一部のギャンブラーたちは、興味本位で来るだろうが、わざわざ、遠路はるばる「カジノ」に行かずとも、近所の「パチンコ屋」で十分。彼らは、「賭け事」ができれば欲求が満たされるからだ…
その「パチンコ屋」についても、様々な問題解決が求められているが、タバコやアルコールと同じように、パチンコが「違法」「禁止」になることは、おそらくないだろう。そして、自由に「ギャンブル」ができる環境が身近にある限り、ギャンブル依存者たちも減ることはない…
「カジノ」は、大都市の中心部やホテルなど、作られる場所が限られるので、ギャンブル依存者たちが殺到するとは考えにくい。家着のまま、おしゃれもせず、歩いて行ける「近所のパチンコ屋」を選ぶギャンブラーが、圧倒的多数だろう。
出典:https://www.pakutaso.com
とはいえ、同じ賭場ではあり、「まったく関係ない」「影響は一切ない」とはもちろん言えないが、カジノが作られたからといって、ギャンブル依存者たちがさらに暴走する、大問題に発展する、とは考えにくい…
私、パチンコ中毒から復帰しました (中公新書ラクレ)
結構怖い…「ギャンブル依存者」の末路
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他の国と比べても、特に「依存者」が多いと言われている日本。
ギャンブル依存と生きる: 家族、支援者と生きづらさを乗り越えるために
自身の体験を著書にしたものや、ブログや記事もたくさん投稿されている。
その中には…
「仕事ができない(やる気がない)状態になっていた」
「パチンコが原因で体調がおかしくなった…眩暈や吐き気も」
「借金で家族、友人、恋人全て失った」
「それでも、どうしても止められない…」
こういった、悲惨な体験が綴られている…
やっている内容が違うだけで、症状は「ドラッグ」と何ら変わらない。
「悪いってわかってる」
「人に迷惑掛けて自己嫌悪」
「仕事できる状態じゃない」
「金も大切な人も無くした」
「それでも止められない」
こういうキッカケ(カジノ法)がない限り、薬物のように「重大問題」として取り上げられないのは、パチンコや競馬などの賭け事が「法律で認められている」からだろう。
例えば、記憶に新しいこの報道
元俳優、成宮寛貴の「コカイン疑吸引疑惑」だが、これも「成宮さん、ギャンブル依存症みたいなんです…」と友人Aが証言したところで、朝・昼の情報番組でサラっと取り上げられるくらいだろう。もちろん、本人も「引退」することもなく…
ただ、「違法」か「合法」かの違いで、依存者たちが苦しんでいる内容は、どちらも変わらないということだ。実は「ドラッグ」レベルに恐ろしい、「ギャンブル依存症患者」の末路…
相棒 season 11 DVD-BOX II (6枚組)
「違法じゃない」から、逆に怖い。
そして…
これが「依存症」だと気付いていないケースも…
「薬物」はもちろん、「ギャンブル」や「アルコール」のように、自分に、周りに、様々な支障をきたす「依存症」なら、本人も当然、自覚したうえで、「それでも止められない…」ということだろうが
気付いている人もいれば、気付いていない人もいる「依存症」があるという…
今、最も問題視されているのが、「スマホ依存」
「スマホから目が離せない」
「最低でも5分に1回はチェックしないと無理」
「液晶を見ている時間で1日が終わる」
など、「常識」のようなことも、実は「依存」だったり…
ソーシャルメディア中毒 -つながりに溺れる人たち-
特に、「繋がっていないと不安で仕方ない」SNS中毒は、もっとも深刻だ。「いいね!の数が私のすべて」「つぶやいた投稿の反応が気になって仕方ない」「現実の私は偽物、本当の私はSNSにアップしている私」など、あなたにも思い当たるフシがあるだろう…
それから
「スマホのゲームから目が離せない」せいで、幼い命が失われた事故もある。これも、「スマホ依存」による惨事だ。事故を起こした加害者は、一生かけて賠償金を支払い、ご両親、世間、そして亡くなった子供に、償い続けて生きていくことになる…
「恋愛依存症」も、実は恐ろしい…
恋愛依存症 – 苦しい恋から抜け出せない人たち
相手のことを愛し過ぎたが故、依存症になり、その人を「失うかも」と深刻な状況に陥った場合、ストーカーしたり、自殺未遂をしたり、殺人に至るケースもある。「恋愛依存者」が起こす恋愛絡みの事件も、結構あるという…
これら、すべての「依存症」に共通していえるのが、依存者たちは「孤独」だということ。薬物、ギャンブル、アルコールにしても、特に年配者の依存者が多いのは、「寂しい」「満たされない」という理由から何かに頼ってしまい、依存していくのである…
アルコール依存(いぞん)の人はなぜ大事なときに飲んでしまうのか
周りに「コイツ最近、ヤバくないか?」という人がいたら、「怖いから、ちょっと距離を置こう…」と切り捨てず、話を聞いてあげることが大事。
「同じような環境の人とリハビリ施設で治療する」よりも、日常の中で、家族や友達から受ける「愛」で、依存者たちは立ち直れるのである。
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