こんにちわ
【危機タイムズ】です。
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少年犯罪は、時に不可解なものがある…
「ヤンキーになりきれていない」という理由で暴行した少年たちが逮捕
2人は不良ぶっている少年を「なりきりヤンキー」と呼び、「なりヤン狩り」と言って暴行を繰り返していました。https://t.co/2HI6awiYdr
— 毎日新聞 (@mainichi) 2016年12月21日
16歳の男子高校生を全裸にさせ、川に飛び込ませるなどしたとして、強要容疑で逮捕された2人の少年たち。
1人は文京区に住む16歳、無職の少年
もう1人は、台東区に住む15歳の中学生
彼らは、「ヤンキーになりきれていない」という理由で、この16歳の被害少年以外にも、複数の傷害事件を起こしていたという。そして、その行為を、『なりヤン狩り』と呼んでいたらしい。ヤンキーになりきれていない、中途半端な連中をリンチする、『なりヤン狩り』…
そもそも、「ヤンキーになりきれていない」なら、「ヤンキーになりきる」基準には、どういったものが挙げられるのだろうか。何をクリアすれば、「真のヤンキー」として、彼らに認められるのだろうか…
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「ツッパリ世代」の子供たちによる犯行か?
この少年たちが悪いのは当然だが、「親の育て方」にも批判が寄せられている。
「元ヤンキーを売りにしてた教師がいたな…」
「親も似たようなことしてきたんだろ」
「ヤンキーの市長が大騒ぎしてたけど、あの世代の子供?」
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000050-jij-soci
そう、彼らは…
中高生対象の催しで「中高生の頃、学校の鍵を盗み、たばこを吸っていた」などと発言した西宮市の今村岳司市長(44)に対し、市議会は発言の撤回と謝罪を求める決議案を全会一致で可決しました。https://t.co/tE4pXbu8i6 pic.twitter.com/Cb1emvVZpF
— 神戸新聞映像写真部 (@kobenp_photo) 2016年12月19日
「ヤンキー」であることがカッコイイとされていた、あの世代の親をもつ子供たちなのだ…
親の言動や生活環境は、当然子供に影響を及ぼす。今、大問題になっている『原発避難いじめ』をしていた子供たちも、親が日ごろ「勘違いさせるような」会話を子供の前でしているから、それを聞いた子供たちが、「賠償金もらってるんだろ?」なんて言い出したのではないか、と指摘されている。
この少年たちも、「ヤンキー世代」の親の影響を受けて、「中途半端なヤンキーは許さない!」なんて、ワケのわからない理由で暴行した可能性も否めない…
ヤンキーにもいろいろいるワケで、グレてしまったのにも様々な事情があり、全ての「ツッパリ」が“悪”というわけではないが、暴行、強要は犯罪であり、事情がどうであれ、罪を償うのは当然。
また、ネットに寄せられたコメントにもあるように、ヤンキーが「ダサい」とされる現代では、「ヤンキーになりきれていない」なんて理由で暴行をすれば、笑いものになり、ネットで叩かれ、批判され、その先の人生にも影響を及ぼす。
「自分の時代はこうだったけど、今は昔と違う」ということも、ヤンキー世代の親たちは、ちゃんと子供に教えるべきだろう…
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未成年者の犯罪にも「実名報道」を!
この、意味不明な『なりヤン狩り』には、こういった意見が寄せられている。
「一番の半端者は自分達じゃないか?」
「ヤンキーって、まだいるのか…しかも東京に。」
「くだらない奴が増えたもんだ」
「不謹慎かもしれないが、やるならタイマンでやれ」
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000050-jij-soci
まず、複数でしかできないのか、ということ。それから、この『なりヤン狩り』の基準がよくわからないということ。そして、「ヤンキー」という存在自体が、そもそもどうなのか、ということ…
大半は、彼らを「バカにした」ようなコメントばかりだが、中には事件を真剣に受け止め、こういった意見も寄せられている。
『傷害に関して悪意が酷い場合は、未成年者でもそれなりの罰則を』
『こんな酷い事をする人を、少年法で守る意義があるのだろうか?』
『日本の少年犯罪が絶えないのは、実名報道がされないからだ』
【未成年者も実名報道】17歳の少年を監禁・暴行した立石稜太郎と山下直希のSNSや顔写真も公開 https://t.co/ZxwxKKEYbE#少年犯罪,#監禁,#暴行事件,#立石稜太郎,#山下直希 pic.twitter.com/fbUUlhnR6T
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2016年11月4日
「若さ故の過ち」ということもあるだろうが、そんな彼らも、「何か事件を起こしたら、顔や名前が世間に知られる」という危機感があれば、多少は暴走を控え、犯罪抑止に繋がるのではないか、という指摘だ。
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特に、現代は…
ネット上に「名前や顔」が一気に拡散する
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誰か1人が、「この事件の犯人はコイツです!」とツイッターに投稿すれば、リツイートなどで一気に拡散し、全国民に知れ渡ってしまう、ある意味では便利、ある意味では不便な時代。
『今年も一年お疲れ様“した”』に非難殺到…東京デザインウィークの忘年会主催者が取るべき責任は? https://t.co/WQMHkQfX01#東京デザインウィーク ,#炎上 ,#日本工業大学,#忘年会 pic.twitter.com/DpkZANscYs
— 危機タイムズ (@KIKIPlanning) 2016年12月19日
以前までは「事件」にならなかったようなことも、インターネットの普及により、炎上からの「大騒動」に発展してしまうこともある…
彼らも、現時点では「15歳、16歳の少年」と、詳細を伏せて報じられているが、同級生や知人がSNSに「顔や名前」などの情報を投稿してしまったら、テレビでは報道されないだろうが、ネット上では「永久に残るデータ」として拡散してしまう。
出典:https://www.pakutaso.com
実際に、「犯罪を犯した未成年者」や、「本来、公開されるべきではない人物」たちが、被害にあっているケースもある…
しかし、これらを「被害にあった」というべきか。そもそも、「それだけ」のことをして逮捕され、報道されているわけだから、「名前や顔が公開される」くらいの制裁は、受けるべき罰なのかもしれない。
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「実名報道」が認められば、犯罪抑止に繋がるか?
海外のニュースを取り上げる番組では、犯罪を犯した少年・少女たち(未成年者)の顔や名前を公開して報じている。特に、アメリカやイギリス、フランスなどの主要国は、実名報道に積極的だ。
「日本は先進国なのに遅れている」、「少年法が軽いから凶悪な事件が後を絶たない」との指摘もあり、先述にもあるように、『日本の少年犯罪が絶えないのは、実名報道がされないからだ』という意見も、一理ある。
アメリカでは、ドラッグ(薬物)で逮捕されれば、「逮捕」よりも「更生施設でのリハビリ」が最優先になるし、少年法も顔や名前を公表し、大人と同じように罪を償うことになっている。どちらも、日本とは真逆の対応だ。「いや、ここは日本だし…」と言われればそれまで、賛否はあるだろうが、「問題の解決」という意味では、海外の対応も参考にするべきだと思う。
体裁に拘る日本人の性質から、今後、未成年者の犯罪による「実名報道」が認められる可能性は低いが、「犯罪抑止対策になる」とは言えなくとも、未成年者の犯罪に対する考え方は、多少、変わるのではないだろうか…
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