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【危機タイムズ】です。
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宇多田ヒカル振りの新作『Fantome』が首位デビュー
宇多田ヒカル、『Fantôme』がオリコン1位獲得! 発売初週で25.3万枚売り上げ – 邦楽ニュース https://t.co/4dUAHf2fij pic.twitter.com/1tNQ0hfteG
— RO69(アールオーロック)総合 (@ro69_jp) 2016年10月3日
宇多田ヒカル、およそ8年ぶりとなる新作『Fantôme』が、初動枚数252,581枚を獲得して、堂々の首位デビューを果たした。
過去にリリースした、5枚のスタジオ・アルバムの初動枚数と比較すると、数字としては大きく下回る結果となったが、10万枚を突破するのもやっと、というこの音楽業界の不況に、1週間のパッケージ・セールス(CD)だけで25万枚を突破するというのは、快挙も快挙である。
また、iTunesチャート(配信)でも首位デビューを果たしていて、CMにも起用された先行曲「道」も、トップソングでTOP5入りするヒットを記録。まさに、完全復帰というべく華々しいデビューを飾った!
EXILEのベスト盤『EXTREME BEST』は惨敗…
あの頃よりも、きっとしみる。
EXILE
EXTREME BEST
EXILEデビュー15周年
EXILEの歴史を凝縮した究極のベスト・アルバム発売!!https://t.co/yKjYNc9u8u #EXILE#EXTREMEBEST pic.twitter.com/ma55CVAXwS— 三代目 J Soul Brothers (@jsb3_official) 2016年9月28日
一方、『Fantôme』の発売1日前の9月27日にリリースされた、EXILEのベスト盤『EXTREME BEST
』は、惜しくも2位に初登場。もはや、首位は指定席だった無敵のエグザイルも、宇多田ヒカルの復帰には敵わず、1日前にリリースしたにもかかわらず、初動枚数は178,400枚と、10万枚近い差をつけられ、惨敗という結果に終わった…
ここ数年は、三代目J Soul Brothersの大活躍が目立ち、「EXILE」としての活動はやや控えめに、売上も低迷し始めていた。さらに、今年9月冒頭には、メインボーカルのATSUSHIが突然海外留学を発表したりと、グループの存続が危ぶまれるような動きも…
本ベスト盤は、デビュー15周年記念となる全45曲収録のオールタイム・ベストだが、これまでに5枚の正規ベスト盤、企画盤を含めると10枚のベストが発売されている。全盛期のベスト盤が売れまくっていただけに、「同じ曲ばっかりだし、今さら…」とためらうのも無理はないのである…
ちなみに、音楽業界では「ベストを出し始めたら落ち目の証拠」と言われている。逆に言うと、過去のヒット曲に頼らず、オリジナル・アルバムで勝負できるアーティストは、第一線ということだろう…
三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 「BLUE PLANET」(BD2枚組+スマプラ)(初回生産限定盤) [Blu-ray]
『Fantome(ファントーム)』を聴いたリスナーの反応は…
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8年というブランクも感じさせず、人気グループEXILEにも圧勝した、宇多田ヒカルの新作『Fantôme
[ライブドアニュース]
宇多田ヒカルの「Fantome」が発売 「久々フラゲ」報告がネットで相次ぐ https://t.co/I3rXAT80ma— ライブドアニュース抜粋 (@ldnews_head) 2016年9月29日
お金を出して音楽を聴く、ということから遠ざかっていた人も魅了する本作。発売から1週間が経った今もパッケージ、配信共に売上は好調で、2週目の首位獲得も間違いなさそうだ。
【6F R&B】アメリカの iTunesでTOP10入り(!!!)、そして全世界のチャートを賑わせている、日本最高の歌姫、宇多田ヒカルさん新作「Fantome」滅茶苦茶売れてます!驚きのKOHHも参加ということで、6F R&Bフロアでも勿論試聴出来ます!!(JOE) pic.twitter.com/jPEPWDKdNG
— タワーレコード渋谷店 (@TOWER_Shibuya) 2016年9月29日
また、海外での評価も高いようで、アメリカのiTunesチャートでもTOP10入りする快挙を成し遂げた!歌詞の意味がわからなくても、繊細な音作りや、宇多田ヒカル独特の波長が魅力のボーカルは、国を超えて、誰もが素晴らしいと感じるようだ。
Great article on new Utada Hikaru. #musicmonday https://t.co/Lo0IQicfVq
— Shannon Brielle (@shanshanime) 2016年9月26日
しかし、歌詞の意味がわかると、こんな評価にも繋がる…
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
鬱っぽくなる…いい感じに「重たい」
先行曲「桜流し」「花束を君に
」「真夏の通り雨
」でもわかるように、アルバムの内容は決してハッピーなものではなく、「死」や「人間の本質」を歌ったものが目立つ。我々日本人が洋楽の曲を聴くように、歌詞の意味が入ってこない状態で聴けば「美しい曲」でも、日本のリスナーにとっては「重い」と感じる声も…
内容がかなり深いだけに、「1回聴いたくらいじゃ理解できない」という意見も多く、一曲一曲慎重に、丁寧に聞かなければいけないという、デメリットもある。また、心にグっとくるナンバーばかりだが、それだけに「鬱っぽくなる」「聴き終わった後病んだ…」という評価を下すリスナーもいた。
デビュー作『First Love』(1999年)や2nd『Distance
』(2001年)のような、「商業的要素」は感じられず、音自体はシンプルだが、それだけに歌詞に強烈な力があり、これまでリリースしたアルバムの中でも、最も重たい作品になった、といっても過言ではない。
だからこそ、「胸に響いた」というリスナーも多いわけだが。
DHC セントジョーンズワート 20日分 80粒
BGMとしては不適当?用途に合わせて聞き分けよう
感性は人それぞれだが、本作『Fantôme』は、ドライブやバックサウンドなど、BGMとして流すには不適当かもしれない。
風通しの良いナンバーや、サウンド面ではノリの良い楽曲もあるが、それ以上に歌詞の世界が重すぎる…
行き詰った時、自分を見つめ直す、デトックスする、部屋で瞑想する、思いふけながら知らない街を散歩する…など、聴くための環境を作ってから楽しむアルバム。眠い、行きたくない…という心境で、通勤中に流してしまうと、余計に鬱っぽくなる可能性もあるので、ご注意願いたい…
結婚、離婚、ア―ティスト活動の休止、再婚、母の死、そして出産…
これまでのアルバムと比較すると、共感できる要素は少ないかもしれないが、この8年の間、さまざまな人間活動の実態があったからこそ生まれた名盤であり、この作品の歌詞の世界観には、驚嘆させられる人も多いはずだ。
出典:books.rakuten.co.jp
宇多田ヒカルは、やはり凄いアーティストだった
【宇多田ヒカル復活!5枚のアルバムと名曲をプレイバック】
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