こんにちわ
【危機タイムズ】です。
みなさん
1日に1度、このCMを目にしませんか?
感動する!amazonプライムのCM
ゴールデンレトリバーのペットに怯える赤ちゃんを見て、お父さんが赤ちゃんお気に入りのライオンと同じ着ぐるみを買い、それを犬に被せて「家族団らん」が生まれる
なんとも、出来すぎた感動のストーリーだ。
これが、日本だけでなく、海外でも話題になっているようで
「感動する!」
「泣ける!」
「ほっこりした…」
と、世界各国から同様のメッセージが届いているのだ。
同時に
「その日に届くamazonプライム」の利便性もアプローチ
隙の無い見事なプロモーションだ。
しかし、この「感動」が今
ネット上で物議を醸しているのをご存じか…
「そろそろ…しつこいんですけど」
「犬」と「赤ちゃん」が出演しているため、自分の好感度を考えると、なかなか「ウゼエ」や「しつこい」は言いにくいだろう。実際に、犬や赤ちゃんはかわいいし、ドラマ仕立てのCMのストーリーに、感動もする。
しかし、公開されていないツイートや、某まとめサイトなどを見てみると、やはり「しつこい」「ウザイ」の声が飛び飛び交っている。確かに、毎日、毎日、テレビでも、ネットでも流れ続けている感は否めない…
朝の情報番組から、深夜帯まで、放送し続けるこのCMの効果により、「amazonプライム」の登録者が増えていることは確かだろう。しかし、一部の視聴者からは、嫌悪感を抱かれているということも認識すべきである
Amazonプライム・ビデオ
犬と赤ちゃんまで「うっとおしい!」と思い始める事態に…
意外と「見たことがない」という人も多いようだが、CMのロングバージョンでは、プライムで購入したライオンの飾りつけを、パパが被り始める。「ほっこり」するシーンに、癒される視聴者も多いだろう。
ちなみに、この父親役の男性は、「FMG(エフ・エム・ジー)」所属の、吉田悟郎さんという俳優(モデル?)だ
昨日、偶然同じ撮影所にいた岡村さんにお会いできました。
僕は昔からナインティナインさんのラジオリスナーの一人です。
最近岡村さんがラジオで僕の名前を覚えて下さったこともあり、図々しくも楽屋挨拶に伺いました。
岡村さんは、優しく、とても格好良かったです。#99ann pic.twitter.com/6sZ5tcUov6— 吉田悟郎 (@yakusyagoro) 2016年12月16日
ツイッターのフォロワーは2千人を超える人気で、このCM出演をキッカケに活躍の幅も広げている。
赤ちゃん、ワンコ、イケメンパパと、出演者もすばらしい、amazonプライムのCM。しかし、何度も、何度も、何度も…CMが繰り返されることで、ついにはこのワンコも、泣きだす赤ちゃんでさえ、若干「もういいよ…」という印象に変わってきてしまう。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk
それこそ、ワンコもこの表情に…
「この子たちまで嫌いになりそうな、そんな自分が嫌になる…」といった投稿もいくつか見られ、「CMのしつこさ」ではなく、自分を責めてしまう人もいるようだ…
Amazon Prime: The Essential Guide To Amazon Prime
何事も「やり過ぎ」には注意…
この連発されるCMによって、プライム会員も当然増えているだろうが、逆に「入会意欲が無くなった」という人もいるはず。おそらく、後者の方が少ないから、この暴走は止まらないのだろうが…
実際に、amazonプライムの特典は超便利で、当日配送の他にも、ビデオの観放題、音楽の聴き放題、そしてプライム会員限定の激安セールもあったりする。それに加えて、この「感動を呼ぶCM」効果で、会員は増える一方!「amazon万歳、一人勝ち」状態に…
昨今の「とりあえず動物を使っておけばいい」「かわいいものを出せば間違いない」という安易な発想と、「ひたすら流して洗脳する」という戦略には、賛否が分かれるのも当然。「何度見ても感動する!」「かわいい!」という声もあれば、「胡散臭いよね」と思う人もいる。それは、今に始まったことではないが…
「CMなんてそんなもの」といえばそれまでだが、自分の意思で出演しているわけではない、非のないワンコや赤ちゃんまで嫌われてしまうのは、なんだかいたたまれない気もする…
犬めくり 2017年 カレンダー 日めくり CK-D17-01
やたらに「カワイイ♡」「最高!」と騒ぐのも危険…
SNSで世の中が動いているような時代になり、様々なネット上のトラブルが続出しているが
「この動画、超かわいい~♡」とつぶやけば、「うぜーな、そんなこといちいちつぶやくんじゃねえよ!」と反感をかうこともある。しかも、投稿した本人の知らないところで…
この「amazonプライム」のCMに出演しているメンバーのように、「実は批判されていた」と知った時のショックは大きいだろう…
カワイイものも、感動するものも、本当に自分の心に響くものに対して「発信」すればいいわけで、やたらめったら「感動!」「かわいい!」「オススメ~♡」と投稿すると、「ただのイタイ奴」と叩かれることもあるようなので、広告主に限らず、ネットを利用する側も、「発信の仕方」には、注意する必要がありそうだ…
Amazonビデオ
Amazon Music